水を守る体験イベント
2025-07-28 14:24:26

ミルボンが地域活動を通じて子どもたちへ水の大切さを教える特別イベント

未来の環境を担う子どもたちとともに



2025年7月19日、三重県伊賀市のゆめが丘工場で、株式会社ミルボンが地元の子どもたちを招いた「水質調査と水辺の自然観察会」が開催されました。今回は市民団体「魚と子どものネットワーク」との共同企画で、64名の参加者が集まり、楽しくも学びの多い貴重な体験が展開されました。

環境教育の重要性



ミルボンは、ヘアケア製品の製造過程において水を重要視しており、そのため水の環境保全へも力を入れています。イベントでは水質調査を通じて、水の大切さを直接子どもたちに伝え、この意識を職場での実践へとつなげる狙いがあります。昨年に続いて行われるこの活動は、参加者が川の生き物を捕まえたり、自然環境を観察したりする機会を提供し、持続可能な水資源の保全についての理解を深めるものです。

活動内容と参加者の声



イベントには、ミルボンの社員とその家族、地域の子どもたちが集まりました。参加者たちは、簡易水質検査キットを使っての水質調査や、タモ網による水生生物の観察を行いました。この日は、オイカワやカワヨシノボリといった地域の魚の他、絶滅危惧種のズナガニゴイが確認されるという嬉しい成果もありました。希少な生物を観察することで、実際に目で見る環境保全の意味を体感したのです。

水辺を美しく保つため、参加者は実際にゴミ拾いも行いました。井村さんという三重県立上野高等学校の生徒は、「川遊びや自然との関わりをもっと経験したい。自然環境について学ぶ貴重な機会だった。」と感想を話してくれました。このように、学校の授業ではできない体験こそが価値のあるものとして認識されているのです。

ミルボンの水資源保全の取り組み



ミルボンは、事業地域における水資源の大切さを理解し、循環利用や水消費量の削減にも努めています。特に、ゆめが丘工場では2021年に新たな純水装置を導入し、大幅な水の使用量削減を実現しました。これにより、工場の稼働とともに地域社会への影響を最小限に抑えることに成功しています。

市民団体との協働



「魚と子どものネットワーク」は、地域の水環境保全を目的に活動する市民団体で、自然環境についての教育普及に尽力しています。この団体との連携により、ミルボンは地域に根ざした活動を推進し、持続可能な生活への意識が広がることを目指しています。彼らの活動は、地域の子どもたちにとっても価値ある経験となるでしょう。

今後もミルボンは、地域との強い結びつきを持ちながら、水環境保全の重要性を伝える活動を続けていく意向です。未来の環境を守るため、子どもたち自身が学び、経験することが何よりも重要であると考えています。


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