クラリス・クレマー、ヴァンデ・グローブでの挑戦
フランスのプロフェッショナルセイラー、クラリス・クレマーが、ロクシタンのブランドアンバサダーとして世界一周の航海「ヴァンデ・グローブ」で見事に11位でゴールを果たしました。この偉業は77日間にわたる厳しいレースを乗り越えた結果であり、彼女の勇気と決意を証明するものです。
ロクシタンは、自然と人々の間に深い結びつきを持ち、心豊かなライフスタイルを提案するブランドです。そのビジョンは、すべての女性のエンパワーメントに貢献することにあります。クラリスとのコラボレーションもその一環で、彼女の挑戦は多くの女性たちにインスピレーションを与えています。
困難を乗り越える力
クラリス・クレマーは、ジープベントが行うこの単独無寄港無補給の過酷なレースに臨むにあたり、数々の困難な状況を乗り越える必要がありました。「77日間、11位でゴールできたことは非常に安堵感を覚えます。長い準備期間を経て、この結果を手にすることができ、大変達成感を感じています。」と彼女はコメントしています。
レース中には技術的、肉体的、そして感情的な課題が次々と立ちはだかりました。しかし、クラリスはそのいずれもを克服し、強靭な精神力で前進する姿勢を貫きました。この彼女の実績こそが、多様性とエンパワーメントのメッセージを体現しているのです。
共鳴するメッセージ
ロクシタンのCEOであるエイドリアン・ガイガーも、クラリスの挑戦に深い感銘を受けた様子です。「彼女の冒険は単なるレースではなく、世界中の多くの人々にとってのインスピレーションです。彼女の物語に関わりを持てたことを誇りに思います。」と語っています。
「Race for Equity」—これは、クラリスがヨットの帆に掲げるスローガンです。彼女は、キャリアと家庭を両立させながら、女性たちがリーダーシップを発揮できる環境を推進する活動を行っています。また、ロクシタンのシンボルであるイモーテルの花は、彼女のヨットにプリントされており、彼女の意志とブランドの共通の理念を象徴しています。
ロクシタンが描く女性の未来
ロクシタンは、ブランド創設以来、女性のエンパワーメントを最重要課題と位置付けています。ブルキナファソでは、30年以上にわたりシアバターの生産を行い、その地域の女性たちの支援を続けてきました。さらに、ロクシタンは医療、教育、トレーニングなどのプログラムを通じて、持続可能で公平な未来に向けた取り組みを進めています。特に、日本でもNPO法人ウィメンズアイの活動を支援し、次代の女性リーダーの育成に尽力しています。
クラリス・クレマーの挑戦は、ただの個人の成功ではなく、多くの女性に勇気を与え、彼女たちが自らの夢を追いかけることの大切さを伝えるメッセージでもあります。今後もロクシタンが描く女性の未来に、目が離せません。