ロクシタンサステナ月間が実現した地域支援
ロクシタンが展開する「ロクシタンサステナ月間」は、参加者の走行距離が実際の寄付数に直接つながる画期的なイベントです。この取り組みは、6月の1ヵ月間にわたって行われ、多くの人々の協力によって、合計7.6万kmという驚異的な距離が達成されました。
この活動の結果として、760万円が認定NPO法人環境リレーションズ研究所に寄付され、熊本県の山都町に1,688本の植樹が計画されています。この植樹によって、地域の自然環境が豊かになり、さらなる生物の多様性を育むことが期待されます。ロクシタンは以前からCSR活動に積極的であり、様々なプロジェクトを通じて人と自然を大切にしています。
ロクシタンの創業とCSRへの取り組み
ロクシタンは1976年の創業以来、自然保護や地域社会への貢献に焦点を当ててきました。ブランドの理念には「消費を再生に」というビジョンがあり、持続可能なライフスタイルを提案しています。創業当初から始まった取り組みの一つには、空のガラスボトルを店舗で回収するシステムがあり、その後も様々な活動が継続されています。
近年、ロクシタンは「ロクシタンの約束」として6つのCSR活動を掲げています。これらは「植物の多様性を保護」「生産者をサポート」「女性の自立を支援」「地球の自然にやさしく」「視覚障がいへの取り組み」「伝統的技術の継承」といった内容で、具体的な数値目標を持ち、各国で実施されています。
サステナ月間としての活動
ロクシタンジャポンでは、毎年6月を「サステナ月間」と定め、参加しやすいアクションを提案しています。この月間では、過去にオンライン投票キャンペーンや、消灯してキャンドルを灯す“キャンドルナイト”などが行われました。これにより、個人の小さなアクションでも大きな変化を生むことができるという意識が広まっています。
今年の新たな試みである「L’Occitane Race for Sustainability」は、誰でも参加できるアクティビティです。自分の走行距離をロクシタンのウェブサイトに入力するだけで、寄付活動に貢献することができます。この試みは、ロクシタン社員が2016年から行っていたチャリティイベントを一般化したもので、8,500人以上もの参加者が集まりました。
未来への展望
今回の活動により、寄付の結果として熊本県の山都町に新たな森が誕生します。森林は地球温暖化の防止や植物の多様性保護に大きな役割を果たします。既に2019年から支援を続けているこの植樹プロジェクトにロクシタンは全額寄付を行い、地域の生態系を育みます。このように、ロクシタンは今後も持続可能な未来を目指し、寄付活動を継続的に実施していく予定です。
結論として、「ロクシタンサステナ月間」は地球を思いやり、持続可能な未来を築くための重要な一歩です。参加者一人ひとりの距離が、実際に地域を支援することに繋がっています。今後もこの取り組みに注目し、より多くの人々が参加することが期待されます。