浅草ジビエカレーの魅力
2026年7月29日、東京都台東区に新たに登場した「浅草ジビエカレー」。この新ブランドは、53年の料理経験を誇る櫻田勝彦が手がけ、34年にわたるネパールとの縁が生み出した特製カレーです。今回は、このカレーが持つ深い背景と独自の味わいについてご紹介します。
ジビエ料理の集大成
「浅草ジビエカレー」は、20年以上の間、ジビエ料理を手掛けてきた櫻田勝彦の技術と経験が結集した一皿です。主な食材には、じっくり煮込まれた猪肉と鹿肉が使用されており、それぞれの旨味を最大限に引き出す出汁が基盤となっています。さらに、ネパール出身のパンディット・ニランジャムが調合したスパイスが重ねられ、絶妙なバランスを作り出しています。
使用されるスパイスには、ガラムマサラ、ナツメッグ、ターメリック、コリアンダーなどが含まれ、ジビエの風味を損なうことなく、香りと深みを加えています。そのため、試作を重ねる過程では多くの時間と労力が費やされ、完成形が生まれました。
贅沢な仕上げ
プレートの仕上げには、香ばしい炙り猪肉と生卵が添えられ、その濃厚なジビエの旨味、スパイスの香り、生卵のまろやかさが見事に調和しています。和の繊細さとネパール料理の力強さが融合したユニークなバランスは、多くの人々を惹きつけることでしょう。
ご飯にもこだわり、カレーとの相性を考慮して選び抜かれた特別なお米が使われています。このように、ルー、猪の炙り、生卵、ご飯が揃い、江戸料理 櫻田ならではのジビエカレーが完成しました。
店主の人生と繋がる一皿
「浅草ジビエカレー」の背後には、店主・櫻田勝彦の深い人生の物語があります。34年前、彼は最愛の妻を失い、その悲しみを癒すために旅立ったのがネパールのルンビニでした。雄大なヒマラヤの風景や、人々の優しさ、素朴で力強い食文化が、今につながるネパールとの縁を築くきっかけとなりました。
ネパールを訪れながら出会ったパンディット・ニランジャムとのつながりは、2018年から実を結び、彼らは日本料理とネパール料理の融合を試み始めました。「浅草ジビエカレー」という特別な料理は、亡き妻への思い、ネパールとの縁、猟師とのつながり、そして料理人としての53年の経験が結集した一皿なのです。このカレーは単なるメニューではなく、彼の人生そのものを映し出すものといえるでしょう。
おすすめの食べ方
店内では、猪肉の炙りと生卵をつけた「浅草ジビエカレー」を1,000円で提供しており、1日限定30食という希少性も魅力の一つです。テイクアウトの場合は1,200円で、自宅や職場でも楽しむことができます。
浅草観光の昼食としても、おすすめですし、ジビエ料理や日本料理とスパイスの新たな組み合わせを試したい方にもぴったりです。
「江戸料理 櫻田」では、今後も浅草から発信される日本の食文化や人とのつながりの力を信じ、独自の魅力を発信し続けます。