障害者のアートで魅力倍増!京都発のTシャツフェアに注目
京都を拠点に展開するアパレル企業、株式会社ヒューマンフォーラムが主催する「Tシャツフェア」が今年も開催されます。このイベントは、障害のある方々が創作したアート作品を活かし、プリントTシャツとして商品化する取り組みで、社会とのつながりを築くことを目的としています。
「はあと・フレンズ・プロジェクト推進事業」
このフェアは、京都市の「はあと・フレンズ・プロジェクト推進事業」の一環として実施されます。このプロジェクトは、障害のある方の工賃向上を図るとともに、彼らのアートを地域社会で広めることを目指しています。株式会社ヒューマンフォーラムのブランド「mumokuteki」が運営を受託し、今年で4年目を迎えるこのフェアでは、京都市内の登録事業所から応募された作品が商品化されます。
商品の詳細と製造について
Tシャツの販売価格は、アートデザインにより異なりますが、基本的に4,950円(税込)から販売され、さまざまなサイズ(M, L)が取り揃えられています。また、合わせて販売されるハーブティーやポストカードなどもあり、ハーブティーは「三休」と呼ばれる農業に取り組む事業所で生産された、フレッシュで香り豊かな商品です。
製造は、京都発のチャリティ専門ファッションブランドであるJAMMINが行っています。彼らの製品は、社会的な意義や良いものを提供することにこだわり、環境にも配慮した製造プロセスを踏んでいます。
原画展や販売店舗
販売開始は2024年6月9日からで、同時にTシャツの原画を展示する原画展も開催されます。この展示は「はあと・フレンズ・ストア」の2階ギャラリーで行われます。さらに、商品はmumokutekiの店舗(京都店・イオンレイクタウン店・福岡PARCO店・湘南T-SITE店)や、はあと・フレンズ・ストアのオンラインストアでも購入可能です。
アート作品を作る事業所
イベントに参加しているのは、京都市内の様々な障害者支援事業所です。例えば、知的に障がいのある方が通う「アトリエやっほぅ」や、内職作業を行う「アトリエとも」、また、地域社会での貢献を重視する「NPO法人リーフ工房リーフ」など、各事業所はそれぞれの特性を生かし、アート作品の創作に取り組んでいます。
これにより、障害のある方々のアートが新たな形で多くの人々に届けられ、多くの方々にその魅力を知ってもらうことができます。
まとめ
この「Tシャツフェア」は、ただのアート展示ではなく、障害者支援の輪を広げる重要なイベントです。アートに触れながら、社会貢献にもつながるこのチャンスをお見逃しなく!
ぜひ、京都へ足を運び、アートを楽しむだけでなく、障害者の方々とその作品を支援しましょう。