フジパン『本仕込』が進める持続可能な未来への一歩
フジパン株式会社は、愛知県名古屋市で設立され、パンと和洋菓子の製造・販売を行っています。最近、同社は環境と社会に優しい取り組みとして、7月1日よりRSPO認証パーム油の使用を開始しました。この動きは、持続可能な原材料への追求が背景にあります。
持続可能なパーム油の重要性
RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)とは、持続可能なパーム油の普及を目的とした国際的な認証制度です。2004年に設立され、世界中の企業や団体が参加して持続可能なパーム油の基準を策定してきました。現在では5,000以上の団体がRSPOに賛同し、地球環境の保全を目指しています。
フジパンは、2020年からRSPOの正会員となり、より持続可能な食材の使用を進めています。新たに取り入れるRSPO認証パーム油は、環境や人権に配慮して生産されたものであり、安心して楽しむことができます。
本仕込の魅力と進化
『本仕込』は、フジパンのロングセラー商品で、今年で32周年を迎えています。この食パンは、国産小麦や北海道産バター、砂糖、瀬戸内産の塩を使用し、もっちりとした食感が特長です。炊き立てご飯のような美味しさを追求し、定期的に配合を見直し進化しています。
低塩のバタートーストとして楽しむのもおすすめで、アレンジレシピも公式Instagramで随時発信中です。「もりもりポケットサンド」や「魅惑のキャラメルバナナトースト」といったレシピは、毎日の食卓を豊かにしてくれるでしょう。
今後の取り組み
フジパンは、2016年から国産原料の使用を積極的に進め、2022年には環境配慮型のバイオマス原料を投入しました。そして2024年度には国産小麦の使用を拡大し、2025年にはRSPO認証パーム油を本格的に取り入れます。これにより、より多くの日本の農業を支援し、自給率の向上にも寄与していく計画です。
フジパンとのつながり
フジパンは、全国のスーパーやドラッグストアで発売しており、新たにRSPO認証マークがついた製品は、環境に配慮した選択肢を提供しています。『本仕込』は、特にモチモチした食感が心地よく、日本人の味覚にピッタリです。
持続可能な未来へ向けて、フジパンの取り組みを一緒に応援し、食卓に新しい風をもたらしましょう。公式サイトやSNSでの最新情報もぜひチェックしてみてください。次の食卓に、愛情と環境への配慮を込めた一品を加えてみませんか?