2025年に開催される大阪・関西万博に、近畿大学発のベンチャー企業株式会社POIが参画することが決まりました。テーマは『昆虫食博覧会』です。新たな食文化として注目される昆虫食の魅力を広め、これからの食の在り方を考える貴重な機会となります。
POIは、代表である清水和輝が昆虫食の普及を目的に始めたプロジェクトで、昆虫に対する偏見をなくすことを目指しています。コロナ禍での活動開始以降、彼自身が昆Tuberとして様々な昆虫食に挑戦し、その魅力を広めるべく奮闘してきました。そしてJET社などの支援を受けながら、2025年の万博出展に至ったのです。
万博でのブースでは、昆虫食に関するさまざまな展示はもちろん、試食品の配布も予定されています。実際に昆虫食を味わえることから、来場者がその魅力を実感することができるでしょう。食文化における昆虫食の可能性を探る絶好の機会ですので、是非足を運んでみてください。
清水は、万博への参加について次のようにコメントしています。「大学1年生の後輩から万博出展を夢見て声をかけられた経緯もあり、その時から昆虫食をメインにした活動の未来を考えるようになりました。実際、当時は多くの昆虫食ベンチャーがコロナの影響で消えていった中で、この機会を得られるのは本当に特別だと思っています。」
万博では、ただ展示をするだけでなく、来場者と昆虫食に関する対話や体験を重視した取り組みをしていく予定です。それにより、昆虫食への理解を深め、有意義なコミュニケーションの場を提供できるでしょう。
TEAM EXPO 2025は、まさに多様性に満ちた参加型のプログラムであり、さまざまな人々がチームを組んで活動しています。POIの取り組みもその一環となり、大阪・関西万博の理念を体現するものとなることでしょう。昆虫食を通じて、新しい食文化の可能性を感じながら、未来志向の視点を持つ良い機会です。是非、万博の際にはPOIブースにお立ち寄りください。