TuneCore Japanが音楽配信楽曲数200万曲突破
音楽デジタルディストリビューションサービス、TuneCore Japanが新たなマイルストーンを打ち立てました。運営するTuneCore Japanを通じて、音楽ストリーミングサービスを含む配信ストアにおける楽曲数が累計200万曲を突破したのです。さらに、2023年10月に開始した動画クリエイター向けのサービス「TuneCore クリエイターズ」では、YouTubeチャンネル数も3万に達しました。これらの成果は、国内音楽シーンにおけるインディペンデントアーティストやレーベルへの大きな支援を示しています。
音楽配信サービスの進化
2012年にスタートしたTuneCore Japanは、アーティストの配信収益を100%還元モードを推進し、従来の音楽配信モデルに革新をもたらしています。特に、2025年2月に導入された無制限のリリースが可能な「Unlimitedプラン」により、アーティストが楽曲を手軽に公開できるようになりました。この変革が、200万曲の突破につながったといえます。
例えば、人気アーティストの「はいよろこんで」や「チーム友達」、さらには、EveやAyase(YOASOBI)など、多くの名曲がこのサービスを通じて広がりを見せました。これによって、ジャンルを超えた多様な音楽が広まり、リスナーに新たな体験を提供しています。
動画クリエイターとの新しい繋がり
新たに導入された「TuneCore クリエイターズ」は、動画クリエイターと音楽アーティストの間に新しい架け橋を築きました。このサービスでは、登録済みの楽曲を検索してダウンロードし、自身のYouTube動画で自由に使用できるため、著作権フリー楽曲の制限に悩むクリエイターたちにとって大きな助けとなります。
これにより、音楽アーティストは収益を分配する機会を持ち、動画クリエイターは自らの作品に質の高い音楽を取り入れることが可能になります。チャンネル数が30,000を超えたことは、TuneCore クリエイターズが数多くのクリエイターに支持されている証拠です。
これからの展開とキャンペーン
TuneCore Japanは、今後も多くのアーティストを支援し続け、彼らの楽曲を世界中に届けるプラットフォームとしての役割を果たしていく考えです。特に、今回の200万曲突破と3万チャンネルの達成を祝い、期間限定でシングル配信の利用料を一年間無料とするキャンペーンを行うとのこと。これは、音楽アーティストにとって、少しでも安く自分の作品を発表するチャンスとなるでしょう。
このキャンペーンは、2025年11月5日から始まり、11月18日までの期間限定で実施される予定です。対象はTuneCore Japanのアカウントを持っている方で、すでに配信した楽曲の再配信には利用できないため、その点に注意が必要です。
おわりに
TuneCore Japanは、アーティストと聴衆、さらには動画クリエイターとの関係をより良好なものにするために、引き続き革新を追求していくでしょう。音楽が持つ力と可能性を最大限に引き出すためのサポートを続けていく、これからの展開が楽しみです。今後も新たなサービスや機能が加わり、さらなる進化を遂げるTuneCore Japanから目が離せません。これからの音楽シーンを共に盛り上げていきましょう!