デイブレイクの冷凍寿司
2025-10-14 11:00:14

デイブレイクとパナソニックのコラボで冷凍寿司空輸に成功!

デイブレイクとパナソニック、冷凍寿司の空輸実証に成功



デイブレイク株式会社は、パナソニックの最新技術を駆使した真空断熱保冷ボックス「VIXELL」を用いて、日本から米国への冷凍寿司空輸の実証を成功させたことを発表しました。この成功は、冷凍寿司の輸出拡大に向けた重要な進展を示すものです。

コールドチェーンの重要性


デイブレイクは、冷凍寿司の海外輸出を推進する企業で、今年の3月にはすでに海上輸送に成功しています。この実績を基に、より迅速な流通手段である空輸でも安定した品質を確保する必要があると考えました。しかし、空輸は温度変化のリスクが高く、過去の実験では期待通りの結果が出ないことも多々ありました。

VIXELLの導入とそのメリット


そんな中で、パナソニックが開発した「VIXELL」は、高い保冷性能と堅固な構造を持ち、冷凍食品の空輸に最適だと判断されました。このボックスは、30℃の環境下でも各温度帯を最大10日間保持できる性能を持ち、長時間の輸送中でも食品の品質を維持します。特に、冷気漏れが少ない真空断熱構造は、温度管理において大きな強みです。

空輸実証の結果


今回の実証では、2025年8月29日に出発した冷凍寿司を約10日間空輸しました。その結果、すべての「VIXELL」ボックスがマイナス22℃以下を維持していたことが確認され、冷凍寿司の品質が問題なく保持されていたことが実証されました。この成果は、今後の冷凍寿司や他の日本食の海外輸出の確立に向けた強い後押しとなるでしょう。

今後の展望


デイブレイクは、これまでの海上輸送の実績と今回の空輸成功をもとに、「海と空の両輪」でコールドチェーンを確立し、さらなる冷凍寿司の輸出を進めていく方針です。そして、これを通じて日本食の魅力を積極的に世界に広めていくことを目指します。

デイブレイクの企業情報


デイブレイクは2013年に設立され、特殊冷凍機に特化した専門会社として様々な食品事業者への提供を行っています。同社のミッションは「作り手から食べ手までのより良い未来を創造する」であり、これに向けた取り組みを積極的に推進しています。また、パナソニックとの共同で、冷凍食品流通の変革にもチャレンジしており、今後に期待が寄せられています。

デイブレイクの進展と、真空断熱保冷ボックス「VIXELL」の活用は、冷凍食品の取り扱いにおける新たなスタンダードを築く可能性を秘めており、今後の成果が注目されます。


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