YOSHIKI、タイとインドネシアの洪水被災者に寄付を実施
YOSHIKIが12月4日に発表したニュースによると、彼は東南アジアと南アジアで発生した洪水による被害を受けたタイとインドネシアの被災者に対して、米国非営利法人「Yoshiki Foundation America」を通じて合計10万ドル(約1,500万円)を寄付した。各国の赤十字社へ5万ドルずつの寄付が行われ、この寄付は行方不明者の捜索や救助活動を行う努力の一部として実施された。
この寄付は、現在も多くの家族が避難を余儀なくされている厳しい状況に対する支援として位置づけられており、YOSHIKIは自身のファンとの特別な絆を感じつつ、タイのファンへの力強いメッセージを送っている。
YOSHIKIは「タイやインドネシアで続く洪水被害の報道に胸を痛めています」と語り、被災された方々や愛する人を失ったご家族への哀悼の意を表した。彼は、このような状況に立ち向かうためには自自身の力でできることを形にする必要があると感じているという。
過去の活動
今までにもYOSHIKIは数々の支援活動を行ってきた。2011年には「X JAPAN WORLD TOUR」でタイのバンコクに訪れた際にも、被災者支援のために寄付やチャリティオークションを行った。その後も、東日本大震災や熊本地震など、国内外の数多くの災害に対し支援を続けている。
また、近年では2025年のロサンゼルス山火事支援に50万ドル(約7,700万円)、2024年の日本能登半島地震支援に5,000万円を寄付するなど、幅広い社会貢献活動に乗り出している。ウクライナの避難民支援にも積極的に関与し、国際移住機関(IOM)への寄付も行っている。
評価と受賞
YOSHIKIの長年にわたる社会貢献活動が評価され、2019年にはForbes Asiaの「最も優れた慈善家30人」に選出された。2021年には、「国立国際医療研究センター」への1,000万円の寄付により「紺綬褒章」を受章し、2025年には「TIME100 世界で最も影響力のある人物」の一人にも選出される予定だ。
YOSHIKIはこれからも、その音楽と人道的活動を通じて多くの人々に影響を与え続けるだろう。彼の行動は、愛と絆を重んじるファンとの強い結びつきの中で成り立っている。支援を必要とする地域に目を向け、勇気を持って行動する姿勢が、さらなる感動を呼ぶことは間違いない。支援が届くことで、一日でも早い復興が実現することを、ファンと共に祈りたい。