格闘家が警備員として地域を守る新たな試み
初代タイガーマスク、佐山サトルが新たな挑戦をするために立ち上げた「株式会社大熊警備隊」が、YouTubeチャンネル「クマデミー〜KUMADEMY〜」を開設しました。2025年9月5日に初回動画を配信したこのチャンネルは、視聴者に格闘技の裏話やセカンドキャリアについての生の声を届けることを目的としています。
この新しいトーク番組は、格闘家のセカンドキャリアをテーマに、地方創生の視点から格闘技業界の本音トークを展開します。第一回の放送では「大熊警備隊とは何か」と題し、約20分の内容でその背景や理念について詳しく説明されています。視聴者とのインタラクションを重視しており、今後さまざまなゲストを招きながら、より多角的に格闘技の世界を掘り下げていく予定です。
大熊警備隊の成り立ち
「株式会社大熊警備隊」は、福島県大熊町を拠点に活動を行っています。福島第一原発事故による全町避難があった大熊町の復興支援が目的で、2024年12月に設立されました。警備会社という形で、現役の格闘家が地域の治安を守る取り組みは、格闘技と社会貢献が見事に融和したプロジェクトと言えるでしょう。
この警備隊の理念は「格闘家が街を守る」こと。元海上自衛隊の警備会社とも連携しつつ、格闘家たちが警備員として活動することで、「日本一安全な街」を実現することを目指しています。練習や試合との両立が可能な環境も整えられ、地域防犯に貢献しながらも、それぞれの夢の実現を支援します。
地方創生と格闘家の未来
このような取り組みの背景には、格闘家として成功している人は極わずかであり、多くは厳しい環境で厳しい現実を抱えているという事実があります。夢を追いかけつつも、セカンドキャリアが必要な格闘家たちに安定した経済基盤を提供することは、このプロジェクトの重要な役割です。
また、地域の安全性が高まり、復興が進むことで、移住者や観光客を呼び込み、地域全体の活性化にも貢献することが期待されています。今後も格闘技の魅力を発信しつつ、街づくりにも貢献していく大熊警備隊の活動から目が離せません。
ぜひ、「クマデミー〜KUMADEMY〜」のチャンネルもチェックしてみてください。初回の放送は以下のURLで視聴可能です!
クマデミー初回動画
お問い合わせ
詳細についてのお問い合わせは、株式会社大熊警備隊の公式ウェブサイトをご覧ください。
この新たな試みにぜひ注目し、応援をよろしくお願いします!