健康と経費削減を実現する新サービス「GENKI-NAROu」
兵庫県に本社を構える株式会社フローウィングが、伊藤忠オリコ保険サービス株式会社、ロート製薬株式会社と協力し、新たな福利厚生サービス「GENKI-NAROu(ゲンキナロウ)」の提供を2025年9月に開始します。このサービスは、企業向けに健康的な食事をワンコインで提供するもので、コスト削減を図りながら従業員の健康をサポートします。
「GENKI-NAROu」の主なサービス内容
「GENKI-NAROu」は、主に次の三つのサービスから構成されています。まず第一は、ワンコインで利用できる簡易食堂で、栄養バランスの取れた食事が楽しめます。具体的には、「NARO Style PLUS」と「ON Balance R」という二つのメニューが提供されます。「NARO Style PLUS」は、機能性表示食品のもち麦を使った健康食で、農研機構の登録商標を冠しています。二つ目の「ON Balance R」は、ロート製薬が開発した栄養バランスの良いお弁当です。このように、企業のニーズに応じた健康的で経済的な選択肢が揃っているのです。
第二のサービスは、従業員の健康状態を可視化する「いきいき健康チェック」です。これにより、睡眠や気分、体脂肪率などの変化を追跡し、健康意識の向上を図ります。定期的な自己チェックが従業員の健康行動を促進し、さらに職場全体の健康意識を変えるきっかけになります。
そして第三は、経費削減をサポートするサービスです。企業専用の注文サイトを通じて、22,000アイテムもの日用品や消耗品を卸価格で利用することができるため、福利厚生にかかるコストを大幅に削減することが可能です。
物価高騰と福利厚生の強化ニーズ
近年、物価が高騰している中で、中小企業にとって給与の大幅な引き上げは難しい現状があります。そのため、従業員への食事を含む福利厚生の充実が「第二の賃上げ」として注目されています。特に、「新型栄養失調」や軽度の体調不良に対する関心が高まっている中、従業員の健康状態を把握し、改善することが企業の責任とされるようになっています。
栄養バランスの取れた食事を提供することで、労働生産性を向上させる効果も示されています。結果として、ビジネスがより効率的に、そして持続可能に運営されることが期待されています。
健康経営の認定項目に対応
「GENKI-NAROu」を利用することで、企業は健康経営の認定項目に対応することができます。例えば、定期健康診断率を100%にする取り組みや、運動機会を増やすプログラムを行うことが可能です。このように、健康経営を実現するための基礎的な土台が築けるのです。さらに、従業員の心身の健康づくりにも配慮されており、健康的な食生活と適切な労働環境が整えられています。
まとめ
「GENKI-NAROu」は、企業と従業員の双方にメリットをもたらす新しい取り組みです。バランスの取れた食事が栄養を補い、健康的なライフスタイルをサポートします。健康経営を推進したい企業は、この革新的なサービスを採用することで、未来のビジネスをより良い方向へと進めていけるでしょう。このサービスこそが、健康的で生産性の高い職場作りの一助となるのです。