Doleの「もったいないバナナプロジェクト」が環境省賞を受賞！

Doleの挑戦

株式会社Doleは、2021年9月から「もったいないバナナプロジェクト」を展開し、環境事務次官賞を受賞しました。このプロジェクトは、規格外のバナナを活用し、食品ロスを削減することを目的としています。

食品ロス削減への取り組み

「もったいないバナナプロジェクト」では、大切に育てられたバナナでも表皮に傷があったりサイズが規格外であったりするために廃棄されるものを救出しています。Doleは、外食産業や食品メーカー、小売業者とも連携し、これらのバナナを加工したり青果品として販売したりすることで、多くの食品ロスを防いでいます。

この取り組みが評価され、環境省からの「令和7年度食品ロス削減推進表彰」環境事務次官賞を受賞したことは、Doleの努力が社会に認められたことを示しています。国民運動として食品ロス削減が重要視されている中でのこの受賞は、Doleの取り組みが他の企業にも波及効果をもたらすことが期待されています。

204年からの目標

今後、Doleは2024年度には約2,000トン、2025年度には約4,000トンのもったいないバナナを救出することを目指しています。フィリピンからは年に約20％の規格外バナナを日本で救出する計画を立てています。また、バナナだけでなく、パイナップルやキウイ、マンゴーなど、他の果実も「もったいないフルーツ」として展開の範囲を広げています。

特設サイトのリニューアル

「もったいないフルーツプロジェクト」専用の特設サイトも大幅にリニューアルしました。新しいサイトでは、以前公開された「もったいないバナナSTORY」の動画を見ることができ、青果売り場で販売されている『Doleもったいないバナナ』の取扱店舗を地図で検索できる「ストアロケーター」機能も追加されました。ユーザーがプロジェクトの中でどのように参加できるか、さらに分かりやすくなっています。

参加企業の協力

このプロジェクトには、60社以上の企業が参加しており、120種類以上の商品が展開されています。これにより、規格外のフルーツが新たな商品に生まれ変わることで、食品ロスの削減が進められているのです。また、企業に向けて「もったいないバナナ」を職場へ提供するサービスも展開。従業員の健康をサポートしつつ、食品ロス削減に貢献する形となっています。

Doleのブランドメッセージ

Doleは「フルーツでスマイルを。」というブランドメッセージのもと、フルーツのもたらす可能性を追求し、エコと経済の両立を目指しています。今後も、企業や消費者と共に持続可能な社会を築くための取り組みを続ける意向を示しています。

まとめ

Doleの「もったいないバナナプロジェクト」は、食品ロスを減らし、フルーツの可能性を広げる取り組みです。このプロジェクトを通して、私たち一人一人もフルーツの大切さや環境問題について考える機会を持つことができるかもしれません。Doleが目指す「フルーツでスマイルを。」の理念に共感し、この輪が広がることを願っています。