湘南エリアの食品ロス削減アプリ『トリニコ』が鎌倉サーキュラーアワードで銅賞を受賞
最近、湘南・鎌倉エリアで注目されている食品ロス削減アプリ『トリニコ』が、『第2回 鎌倉サーキュラーアワード』のスタートアップ部門で銅賞を受賞しました。この受賞は、地域に密着した取り組みが評価された結果です。『トリニコ』は、食品ロスを減らすことで、地域のパン屋や和菓子屋などの個人商店をサポートすることを目的としています。
受賞の背景
『トリニコ』は、神奈川県の湘南地域、特に藤沢、茅ヶ崎、平塚、鎌倉、逗子、横須賀、三浦といったエリアに根ざしたフードシェアリングアプリです。地域のお店では、日々の仕込みで予測が難しく、売り切れた際には顧客を失望させるリスクがあります。一方で、作り過ぎた場合には、食品が無駄になってしまいます。このような問題を解決すべく、『トリニコ』は地元の店舗と消費者をつなぎ、お得に食品を購入できる仕組みを提供しています。
これにより、地域の資源を有効に活用し、食品ロスを減らすことができるのです。また、ユーザーは仕事帰りに手軽に地域の美味しい食材を購入できるため、双方にとってのメリットがあります。サービスのデザインが高く評価された結果、この度の受賞につながりました。
鎌倉サーキュラーアワードとは
鎌倉サーキュラーアワードは、「ゼロ・ウェイストかまくら」を基盤に地域に根ざしたエコロジカルなビジネスを推進するためのアワードです。市民から事業者まで幅広いテーマで応募が募集され、地域の循環型社会の実現に向けた取り組みを促進しています。『トリニコ』の受賞は、地域コミュニティの一体感を高める大きな一歩です。
フィードバックの声
審査員からは「鎌倉のような地域において、フランチャイズ店舗よりも個人商店が多い中で、彼らの協力を得て食品ロスに取り組むサービスは非常に重要である。また、ただ食材を提供するだけでなく、地域の人たちを巻き込むような温かいサービスだ」とのコメントも寄せられました。
今後の展望
『トリニコ』は、今後も活動を続け、鎌倉・湘南地域の食品ロス削減に寄与していくことを目指します。地域活性化にも尽力し、おいしくて新鮮な食材を持続的に楽しむためのプラットフォームを提供し続けます。
『トリニコ』の詳細情報は公式サイトやInstagramで確認できます。地域の個人店舗と協力しながら、持続可能な社会を実現する一助としてぜひ利用してみてください。また、フードシェアリングを通じて新しい地域のつながりを見つけるチャンスにもなればと思います。
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今後も鎌倉・湘南エリアから目が離せません。