高島の宝物、ほなみさん家の発酵ドレッシング
滋賀県高島市の美しい自然の中で生まれた『ほなみさん家の発酵ドレッシング ゆず』が、第9回高島ええものグランプリで見事金賞を受賞しました。このドレッシングは、地域の素材を活かし、発酵プロセスにこだわった独自の製品です。今回はその魅力や開発の背景、今後の展望について詳しくお伝えします。
地域の未来を考える
この製品を手がけるのは、株式会社ENONの代表、藤原穂波さんです。高島市の朽木地域は高齢化が進んでおり、地域経済が縮小傾向にある中、藤原さんは「地域特産品を活かした加工場を設立したい」との強い想いからこのドレッシングの開発をスタートしました。彼女の目指すところは、新たな雇用を生み出し、地域に賑わいを創出することです。
熟成にこだわるドレッシング
『ほなみさん家の発酵ドレッシング ゆず』の魅力は、発酵食品ならではの奥深い味わいにあります。藤原さんは発酵のタイミングを機械に頼ることなく、毎日自身の目と舌で色や味、泡立ちを確認しながら、その時が来たと感じた瞬間に発酵を止めます。この繊細なプロセスが、ドレッシングの風味を豊かにし、他にはない個性を生み出しています。
ドレッシングのベースには、地元高島市産の米酢や塩麹を使用。このように地域産の素材を活かすことで、ただ美味しいだけでなく、地域経済の循環にも寄与しています。風味豊かなゆずの香りが食欲をそそり、サラダだけでなく、肉料理や魚料理にも幅広く活躍する一品です。
今後の展望
今後、株式会社ENONはこのドレッシングに留まらず、他の発酵加工食品の製造と販売を拡大していく計画です。求人の増加や移住者の誘致などを図りながら持続可能な地域作りに向けてさらに貢献していく考えです。地域の魅力を発信し、多くの人に知っていただくことで、高島市の未来を明るく照らしたいという藤原さんの熱意が感じられます。
商品詳細
『ほなみさん家の発酵ドレッシング ゆず』は、200ml入りで価格は1800円(税込)。健康志向の方にもおすすめできるこのドレッシングをぜひ試してみてはいかがでしょうか?
藤原穂波さんが代表を務める株式会社ENONは、地域活性化に力を入れた会社で、2022年に設立されました。その後、地域の文化財「丸八百貨店」の管理者としても、地域に根付いた活動をしています。
この美味しいドレッシングは、ただの調味料ではなく、地域の未来を支える大切なプロジェクトの一部です。皆さんもぜひ、ほなみさん家の発酵ドレッシングを味わい、滋賀県高島市の魅力を感じてみてください。