「JUST IN CASE」始動
2025-04-22 12:18:24

新たな性感染症予防の形「JUST IN CASE」誕生とその可能性

新たな性感染症予防の形「JUST IN CASE」誕生とその可能性



2024年、性感染症の感染者数が過去2番目の多さを記録し、梅毒の感染者数は1万4663人に達したとの報告がありました。この深刻な状況を受けて、医療法人社団OURSが運営するKARADA内科クリニックは、性感染症予防のための新サービス「JUST IN CASE」を開始しました。これは、オンラインでの処方診療を通じて、性感染症を予防するための新たな選択肢を提供します。

「JUST IN CASE」という名前は、「念のため」を意味しており、軽やかなデザインとともに提供されるこのサービスは、特に若年層が親しみを持てるよう工夫されています。日本では、マッチングアプリの普及により多くの人が不特定な相手と性行為を行っているものの、性感染症予防の認識はまだまだ「コンドーム一択」に留まっています。そのため、さまざまな予防方法の普及が急務となっています。

具体的な予防法



同クリニックが提供するオンライン処方サービスでは、事後予防薬「DOXY PEP(ドキシペップ)」と事前予防薬「HIV PrEP(HIVプレップ)」が処方されます。特に「DOXY PEP」は、性行為後72時間以内に服用することで、梅毒や淋病、クラミジアの感染リスクを下げることができます。一方で「HIV PrEP」は、事前に抗ウイルス薬を服用することでHIV感染のリスクを低減します。

このサービスは、性感染症の予防だけにとどまらず、感染症専門医による診察もセットになっており、予防薬の内服前後に性感染症検査を受けることが重要です。これにより、より安全で健康的な生活を送るための基盤が築かれます。

若年層に受け入れられたテストローンチ



テストローンチでは、55%以上が20代、24%が30代という結果が出ており、若年層に多く受け入れられたことが分かります。今後も、サービスの拡大を計画しており、さらなる多様な性感染症予防薬の取り扱いや、今までに存在しなかったような新しい医療サービスが期待されます。

エンタメ要素も!オリジナルPODCAST「ニシダとまつきの性々堂々」



さらに、ユニークな試みとして、お笑い芸人のニシダさん(ラランド)とタレントのまつきりなさんをMCに迎えたPODCAST番組「ニシダとまつきの性々堂々」が始まります。このトーク番組は、恋愛やセックスにまつわるテーマについて、ゲストを交えながらオープンに語り合う内容となっており、気軽に聴ける雰囲気が特徴です。

「性々堂々」というタイトルに込められた思いは、性について話しやすい環境を作ること。そして、より多くの人々に性の知識を持ってもらうことの重要性を訴えています。

若年層における性感染症の感染リスクに対抗するため、「JUST IN CASE」のようなサービスが広まることが求められています。これにより、人々がより安心して性生活を楽しむことができる社会を構築することができるでしょう。 ONLINE処方診療サービスの詳細については、公式WEBサイトやSNSを通じて情報をチェックすることができます。オンラインでの手軽なアクセスを通じて、広まる予防の輪を多くの人に届けたいものです。


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