日本初のコーントルティーヤ専門店が目指す新たな主食文化の広がり

日本初のコーントルティーヤ専門店、文化を変える挑戦

株式会社New Classicが運営するコーントルティーヤ専門店『Tortilla Club TORTILLERIA』は、2023年6月に東京・代々木上原でオープンしました。この店は、日本におけるコーントルティーヤの普及を目指しており、全国への展開を目指して新たにトルティーヤ専用工場を神奈川県川崎市に設立します。これは、トルティーヤを日本の食卓に根付かせるための重要なステップとなります。

クラウドファンディングの開始

2025年3月11日には、プロジェクトの一環としてCAMPFIREでのクラウドファンディングが開始されます。この資金調達は、ただの工場設立のためではなく、コーントルティーヤを「お米やパンに次ぐ新たな主食」として広めるための重要な取り組みです。食文化の多様化が進む中、コーントルティーヤの可能性を多くの人々に知ってもらい、共感してもらうことが目指されます。

コーントルティーヤの魅力

コーントルティーヤとは、メキシコの伝統的な食材で、トウモロコシから作られる薄い生地です。特有の香ばしさと、グルテンフリーという特性から、食物アレルギーを持つ人や健康を意識する人々にも人気があります。食卓でのアレンジも自由自在で、タコスとして楽しむだけでなく、巻いたり挟んだり、さらには揚げたりと多様な料理に活用できます。

伝統的な製法の重視

New Classic Tortilla Clubでは、メキシコの伝統製法「ニシュタマリゼーション」を用いてトウモロコシを処理し、芳醇で滑らかな食感の生地を生み出しています。生産にはメキシコ産の在来種トウモロコシを使用し、豊かな風味や栄養価を保持しつつ、持続可能な農業へのサポートを行っています。この製法によって生まれるコーントルティーヤは、日本国内ではまれな本格的なもので、健康志向の人々にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

日本の食卓に革命を

『Tortilla Club TORTILLERIA』が目指すのは、コーントルティーヤを人々の食生活に根ざした「新たな主食」として認知されることです。グルテンフリー食品を求める家庭や、忙しい日々でも簡単に栄養が取れる手軽さを考える人々に向けて、コーントルティーヤは新しい選択肢を提供しています。特に、健康的な食生活を志向する層にとっては、その栄養価や多様な調理法が大きな魅力です。

みんなでつくる新しい食文化

クラウドファンディングを通じて、New Classicは「食べる人」と「つくる人」を結びつけ、新しい食文化を形成していくことを目指しています。多くの人々がこのプロジェクトに参加し、コーントルティーヤの魅力を一緒に広めていくことで、日本の食卓に新たな選択肢を根付かせることが期待されます。

未来への展望

今回の取り組みが成功すれば、日本とメキシコの食文化がつながり、トウモロコシ農家を守ることにもつながっていきます。食材としてのコーントルティーヤが、農業の未来を支える力となり、日本の食生活に新たな風を吹き込むことを願っています。皆さんもぜひ、このプロジェクトに参加して新しい食文化の一翼を担い、コーントルティーヤの可能性を広げていきましょう。