なだ万が贈る各店独自のシグネチャー料理が登場！新たな美食体験をお楽しみ

なだ万の新たな挑戦！シグネチャー料理が各店で登場

株式会社なだ万は、全国のレストランにおいて2025年4月から、各店舗の調理長が考案した「シグネチャー料理」を順次提供すると発表しました。この新たな取り組みは、なだ万の一員である料理人たちの情熱が込められた逸品を通じて、来店者に特別な体験を提供したいという想いから生まれています。

料理人が主役

創業から195年の歴史を誇るなだ万。これまで、各店の調理長は地域の特性や旬の食材を活かした献立を月毎に考え出してきました。しかし、料亭文化を継承する中で表舞台に立つ機会は少なかったのが実情です。これからはその調理長が「顔」となる料理を明確にし、各店ならではの独自の味を楽しんでもらえるようにする方針です。

SNSが普及し、情報が多様化する中で、シグネチャー料理が若い世代を含む新しいファンを呼び込む要因となることを期待しています。それぞれの料理に込められたストーリーや思いを感じながら、なだ万の魅力を再発見するチャンスです。

特別な料理を一部ご紹介

1. フォアグラ茶碗蒸しトリュフ餡

なだ万本店山茶花荘の調理長、吉田武彦が手がける「フォアグラ茶碗蒸しトリュフ餡」は、特に注目の一品です。この料理は、テレビ番組「料理の鉄人」に出演した際に生まれたもので、最も美味しいものを目指して改良が加えられています。その結果、なめらかな口当たりと豊かな味わいが特徴の、唯一無二の存在に仕上がっています。

2. 東京X豚の角煮味噌友地餡掛け

紀尾井なだ万の調理長、竹下尚が手がけた「東京X豚の角煮味噌友地餡掛け」は、伝統的な卓袱料理を基に、現代風にアレンジされた逸品です。味噌を使うことで深いコクとまろやかさが生まれ、「幻の豚」と呼ばれる東京Xの上質な脂と肉質が、さらにその味わいを引き立てます。この料理は、濃厚な豚肉の旨みと香ばしい味噌の風味で食欲をそそります。

歴史と伝統の中で進化を続けるなだ万

なだ万の歴史は、1830年に創業した料理屋から始まり、現在に至るまで、日本料理の伝統を守り続けています。大正時代にはパリ講和会議の料理人を務めた実績や、東京サミットの公式晩餐会がなだ万本店で開催されたこともあります。これまでの時間を経てもなお、現代の風味を取り入れることで、時代の流れに合わせた進化を続けています。

なだ万は、今後も日本料理を愛するすべての人々に向けて、新たな美食体験を提供し続けることでしょう。各店のシグネチャー料理を楽しむことで、あなたもなだ万の新しい魅力を体験してみてはいかがでしょうか。