キリンビールが先導する花火大会支援プロジェクト「晴れ風ACTION」の拡大

キリンビールが全国の花火大会を支える取り組み

日本の夏の風物詩である花火大会が、今日、さまざまな危機にさらされています。物価上昇や運営費の増加、さらに警備体制の強化に伴う負担が生じ、多くの自治体が花火大会の中止や縮小を余儀なくされています。そんな中、キリンビールが立ち上げた「晴れ風ACTION」は、この重要な文化を次世代に残すための大きな一歩となっています。

「晴れ風ACTION」発足の背景

「晴れ風ACTION」は、キリンビールが酒とともに楽しんできた日本の伝統行事を守ることを目的とした取り組みです。日本各地で花火や桜という風物詩が失われつつある現状に対し、私たちができることは何かを考えて始動しました。継承の危機にある地域のイベントを支援するために、運営費用の一部が寄付される仕組みを設け、地域の人々を笑顔にする活動を展開しています。

東急ホテルズとの協働で支援の輪を広げる

この夏、キリンビールは東急ホテルズ＆リゾーツとの協力を開始しました。全国の22ヵ所の東急ホテルでは、期間限定で「晴れ風」を楽しめるイベントを開催します。ホテルで「晴れ風」を注文すると、1本あたり0.8円が寄付され、花火大会の支援に直結。ホテルでのひとときを通じて、地域の伝統行事を未来につなげる力になるのです。

2025年の新たな展開

キリンビールは、2025年の夏に向けて94の自治体に支援を行うことを決定しています。これにより、昨年の支援対象が倍増しより多くの地域が受益できるようになります。「晴れ風ACTION」は、今後も地域と共に、花火大会の継承に向けた取り組みを続けていく方針です。

参加方法と寄付の流れ

一般消費者がこの活動に参加する方法は非常に簡単です。「晴れ風」を購入することで、飲んだ分だけが自動的に寄付されます。たとえば、350ml缶は0.5円、500ml缶は0.8円、そして中瓶も1本あたり同じ金額が寄付されます。また、缶や瓶の裏に印刷されたQRコードからも専用サイトにアクセスすることで、追加の寄付が可能になります。

お客様は自分の選んだ自治体へ寄付することができ、応援のメッセージや思い出の写真をSNSでシェアすることもできるのです。このようにして、個々の行動が地域の文化を支える力となるのです。

今後の展望

キリンビールは、今後も「晴れ風ACTION」を通じて地域とのつながりを深め、全国の花火大会を支援していく計画です。地域住民、企業、生活者が一体となり、風物詩としての花火を次の世代に伝えるための活動は、まだ始まったばかり。これからも私たちの美しい伝統を守るために、さまざまな取り組みを続けていくことを期待しています。

詳細情報や寄付先の自治体情報については、こちらのサイトをチェックして、あなたもこの取り組みに参加してみてください。