笹倉鉄平「原画」展 音楽を感じる絵をあつめて
2025年3月5日から3月10日まで、大丸梅田店15階にて「笹倉鉄平『原画』展」が開催されます。この展覧会は、音楽をテーマにした約90点の肉筆原画や、初公開となる版画作品を展示するものです。観る人々の心に安らぎを与えている笹倉鉄平の作品は、老若男女を問わず支持され続けています。
音楽との関わり
展示の核となるテーマは「音楽」です。笹倉鉄平は、音楽が持つ豊かな感情や景色を絵に表現し、観る人々にその音楽を感じてほしいと考えています。「音楽を聞くのも奏でるのも大好き」と語る彼は、長い画歴の中で、音楽が表現された作品を多数制作してきました。彼の作品を見ることで、音楽が描く情景やその響きを、目から耳で感じる世界を体験できます。
展覧会では、油彩の大作からスケッチ作品、さらには最新作まで様々なスタイルの作品が一堂に揃います。会場には、観覧者が音楽を想像し、心を豊かにできるようなインスピレーションのある空間が広がることを目指しています。
作品の数々
本展では、特に音楽に重きを置いた作品を厳選して展示しており、その中には以下のような作品も含まれています。
- - 「音色はサウダーデ」 : ポルトガルの美しい夜景を描いた作品で、まるで聴こえてくるような賑やかな雰囲気が伝わります。
- - 「ボン・モモン」 : フランスのロワール地方を舞台に、そこで過ごす人々や犬たちの音楽に導かれたひと時が描かれています。
- - 「陽光あふれる海へ」 : イギリスの漁村ポルペロを舞台に、輝く陽光と影の美しさが描かれた印象深い作品です。
この他にも、展示される作品は様々で、笹倉鉄平が持つ独特な視点と音楽への愛情が伝わってきます。
新たな体験とアートグッズ
また、展覧会に併設されるコーナーでは、近年の版画作品約100点が展示され、販売も行います。笹倉鉄平の「光の情景画家」としての一面を、版画を通じても楽しむことができます。
特製アートブックレットや、切り取り可能なポストカード付きのアートグッズなど、数々の展示作品を元にした商品も販売されます。これらは当展に限定されるため、ぜひ手に入れておきたいアイテムです。
開催情報
「笹倉鉄平『原画』展」の開催期間は、2025年3月5日(水)から3月10日(月)まで。入場は無料で、作品購入の機会も設けられています。ぜひ、多くの方々にお越しいただき、心豊かな時間を楽しんでいただけたらと思います。
大丸梅田のミュージアムでは、同時期に現代アートを広く集めた展示も行います。アートと音楽の深い関わりを感じながら、より多くの人々に愛される理由に触れることができるでしょう。全館を通じて、アートの魅力を再発見する旅に出かけてみてください。