欧州スペイン産牛肉の魅力を探る
3月の初め、日本で開催された食品業界の一大イベント「FOODEX JAPAN 2025」に、欧州スペイン産牛肉を紹介するキャンペーン「It's time for European Beef」が出展しました。このイベントは、スペインの牛肉専門団体PROVACUNOによって企画され、EUの支援のもとで行われています。
この特別な催しでは、欧州産牛肉の優れた品質、安全性、そして風味を伝えるために、ミシュラン星付きシェフによるライブクッキングや試食セッションが行われ、多くの参加者がその実力を体感しました。
ヨーロッパと日本の架け橋
PROVACUNOは、地元の牛肉業者、加工業者、食品関連企業を対象としたネットワーキングイベントも開催。このイベントが目指すのは、日本市場へのスペイン牛肉の浸透と、日本の食肉業界との関係強化です。
特に、3月10日に東京のインスティトゥト・セルバンテスで実施された「欧州・スペイン産牛肉フェスティバル」では、シェフたちが最新のレシピを披露し、参加者にわかりやすく牛肉の魅力を説明しました。
シェフたちのセッション
このフェスティバルのハイライトは、スペインの著名なシェフ、ミゲル・カレテロ氏とハビエル・エステベス氏による料理デモンストレーションです。カレテロ氏は「ウェリントン風サーロイン」を、エステベス氏は「ステーキのタルタル」を調理し、欧州産牛肉の柔らかさとジューシーさを見事に表現しました。
それぞれの料理を味わった参加者からは、その風味や食感に驚きの声が上がりました。
FOODEX JAPANでの新たなビジネスの可能性
さらに、FOODEX JAPANでは、特設ブースを設けて、シェフたちによるライブクッキングやワークショップを実施。この機会に、SNSのインフルエンサーや日本のバイヤーたちを招き、直接欧州の牛肉の魅力を伝える取り組みが行われました。
このようなイベントを通じて、PROVACUNOは新たなビジネスチャンスを創出し、スペイン肉業界の信頼性と魅力を広める一助となることを目指しています。
PROVACUNOとは
PROVACUNOは、1997年に設立されたスペインの牛肉業界団体で、EUのサポートを受けながら、品質の高い牛肉のトレーサビリティや動物福祉の確保に取り組んでいます。「It's time for European Beef」キャンペーンを通じて、日本市場での認知度向上を図り、国際的な貿易関係をさらに強固にしていく意向です。
このキャンペーンは、今後3年間にわたり実施される予定で、スペインの高品質牛肉を広めるための重要なステップとなります。
最後に、欧州産牛肉の魅力を知っていただけるよう、ぜひ公式サイトやSNSもチェックしてみてください。