日本のピッツァ界の星、坂本大樹シェフが世界を制覇した物語

イタリア・ローマで開催された「ピッツァワールドカップ2025」にて、東京都目黒区のPIZZERIA DA GRANZAオーナーシェフ、坂本大樹氏が素晴らしい成果を収めました。なんと、ストリートフード（創作）部門とスパゲットドーロ（パスタ）部門の両部門で世界3位という快挙を達成しました。これにより、坂本氏は五大会連続の入賞を果たし、日本のピッツァ界に新たな歴史を刻んだのです。

坂本大樹シェフは、特にピッツァの大会で数々の栄冠を手にしており、日本一はもちろん、世界1位の称号を持つ実力派です。彼の元に集まる情熱は単なる料理技術に留まらず、食を通じて感動体験を提供することに力を注いでいます。

受賞歴と料理の創造力

2023年にはPIZZA WORLD CUPでの優勝、2024年には2部門での入賞、そして数々の国際大会でも好成績を収めています。坂本シェフの過去の受賞歴には、ナポリピッツァ職人世界選手権での優勝やラスベガスでの3位入賞など、多くの名誉が含まれています。これらの実績は、彼の料理が常に進化し続けていることを示しており、特に彼の創造的なアプローチは注目に値します。

坂本シェフの創作ピッツァ

1. たこ焼きピッツァ

このユニークなピッツァは、日本の代表的なスナックであるたこ焼きからインスパイアを受けています。モッツァレラチーズを使用して、たこ焼きのとろとろ感をピッツァ生地で包み込むという新しい食感を実現しました。

2. ホットドッグピッツァ

イタリアのソーセージ「サルシッチャ」をベースに、ピクルスやフライドオニオンを添えたホットドッグスタイルのピッツァです。焼き上げたパン生地との相性は抜群で、食欲をそそります。

3. 抹茶クレープピッツァ

スイーツとしての魅力も兼ね備えたこのピッツァは、抹茶を挟んだリコッタチーズのクリームにバナナとヌテラを組み合わせた新しい発想のデザートです。

スパゲットドーロ部門での快挙

スパゲットドーロ部門では、坂本氏が作り出した「黄色いトマトと海老のラグーソースのスパゲッティ」が評価されました。甘みたっぷりの黄色いトマトと新鮮な海老を活かしたこの一皿は、豪華な仕上がりで、食べる人の心を掴む一品です。また、赤玉ねぎやトマト、ディル、レモンでマリネされた周辺のトッピングが、華やかさを加えています。