fuwariの秘密基地の挑戦
2025-11-10 16:39:04

柴田邦雄さん&佳菜子さん夫妻が語る「fuwariの秘密基地」の挑戦とは

文化とキャリアを紡ぐ「fuwariの秘密基地」



日本の文化や教育に新しい視点を与えるラジオ番組「日暮里ゼミナール」。今回は、その第30弾に出演したのは、東京・用賀にある「fuwariの秘密基地」を経営する柴田邦雄さん・佳菜子さん夫妻です。
この番組は、様々なバックグラウンドを持つゲストからキャリアやカルチャーを学ぶという内容になっており、今回は特に出張収録としてお二人の店舗で行われました。

異なる視点が生む新たな成功の形


柴田夫妻は、ファッションのフィールドで培ったキャリアを元に、お互いの異なる背景や経験を昇華させ、ユニークなビジネスモデルを築いています。邦雄さんは東京都出身で、東京藝術大学に進学。その動機は、意外にも「人と違うことをしてみたい」思いから。大学卒業後はトゥモローランドでの勤務を経て、社会人としての独自の道を模索していました。

一方、佳菜子さんは宮城県石巻市出身。公務員の両親から離れ、和裁士の祖母と過ごしたことで、自然とファッションに目覚めました。小学生の頃、男子から体型をからかわれた経験が、彼女のファッションへの関心を深め、のちにプロの販売員としてキャリアを築くきっかけとなります。
異なる成り立ちを持つ二人ですが、そのバックグラウンドが今の成功につながっています。

新たな挑戦と家庭との両立


彼らの人生を大きく変えたのは、東日本大震災でした。 Damian 佳菜子さんは、震災後、「なぜ自分だけが東京にいて助かったのか」と自問自答する日々を過ごし、地元に貢献できる方法を模索していました。この時、邦雄さんも自分の進むべき道を再考するタイミングに差し掛かっていました。
やがて、佳菜子さんが副業として行っていた制作活動を手伝う中で、邦雄さんの生産性の高さに驚いた彼女が、「一緒にやってみない?」と声をかけたことで、彼らのビジネスパートナーとしての旅が始まります。

「fuwariの秘密基地」の誕生


2017年に、石巻の魅力を伝えるキッチンカー「fuwari」をスタートさせた二人。2019年には、東京・用賀に「fuwariの秘密基地」をオープンし、地元の食材や文化を活かしたメニューが多くの人々に愛されています。
夏はかき氷、冬はクレープを提供するこの店は、予約が取りにくいほどの人気を誇っています。何より魅力的なのは「生活をどこまで切り詰められるか」という実験のような精神です。
生活や家族との時間を大切にしがら、お金を目的としない働き方をする決意をした彼らの安定した様子が伺えます。

幸せの定義を見つめなおす


「fuwariの秘密基地」の運営を通じて、彼らは家族と過ごす時間や幸せの在り方について深く考え続けています。開店当初は収入に満足していたものの、家族との時間が減っていく現実にも気づき、徐々に自分たちのペースを大切にする営業スタイルへと進化しました。その結果、常連客や新規のファンからの支持を得て、今では心地よい客層を持った店舗に成長しているとのことです。

未来への展望


今後も「fuwariの秘密基地」は飲食業の枠にとらわれず、さらなる挑戦を続けていく意向です。ファッションアイテムの買い付けも行いながら、グローバルな視点を持ったビジネス展開に期待が寄せられます。柴田夫妻の歩みは、自らの生き方を見つめ直し続けるすべての人々に、新たなインスピレーションを与えることでしょう。

この鮮やかな理念と実践が融合した「fuwariの秘密基地」のストーリーは、今後の放送でお楽しみいただける内容です。ぜひ、ラジオ視聴リストからお聞き逃しなく。


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