QB HOUSEの日本遺産オフィシャルパートナーシップ
日本のヘアカット専門店「QB HOUSE」が、日本の文化と地域の魅力を広めるために文化庁と「日本遺産オフィシャルパートナーシップ」を締結しました。1996年に創業し、地域密着型のサービスを展開してきたQB HOUSEは、全国の104か所で認定された「日本遺産」の魅力をお伝えしたいと考えています。
日本遺産とは?
「日本遺産」とは、各地域に根付く文化や伝統をまとめて、その価値を再認識し発信していく取り組みです。文化庁が2015年から認定を進めており、地域のストーリーを基に、観光資源としても活用されています。「世界遺産」が文化財の保護を目的とするのに対し、「日本遺産」はその背景にある物語や文化の伝承、地域の活性化を目指しています。
パートナーシップの内容
今回のパートナーシップでは、QB HOUSEが提供する約160万人の顧客が利用する店舗モニターを活用し、日本遺産に関連する情報を全国の店舗で発信していく計画です。これにより、多くの人に日本遺産のストーリーを知ってもらい、地域文化への関心を高めることが期待されています。
QB HOUSEの取り組み・展開
具体的には、まず「日本遺産とは何か」をテーマにした動画が、全国のQB HOUSE店舗で3月15日から放映される予定です。この動画により顧客に日本遺産の存在を知ってもらい、その魅力を伝える一環として、家族を対象にした社内フォトコンテストも開催します。
このコンテストを通じて、社員やその家族が地域の「日本遺産」に触れる機会を得られることで、より多くの人が日本遺産に関心を寄せることにつながります。たとえば、地域の特産物や文化、イベントなどの紹介を受けることで、身近な日本遺産に気づくきっかけになるでしょう。
地元文化の再発見
QB HOUSEが取り組む「日本遺産」には、伊達政宗が育んだ文化や、忍者の村、沖縄の伝統的な料理など、多様で魅力的なストーリーが含まれています。地域の特徴を前面に出したこのプログラムは、単に情報を発信するだけでなく、地域文化の価値を再認識し、愛着を生む機会となります。
この取り組みの意義
「日本遺産オフィシャルパートナーシップ」は、協力企業が文化庁と共に日本文化の魅力を超えた形で国内外に発信することを目的とし、協賛金なしで参加できるのが特徴です。これまでに第1回では32社、第2回では25社が参加し、多角的なアプローチから日本文化の振興を図っています。
将来的には、地域の魅力をさらに引き出すプロジェクトやイベントの実施も見込まれています。QB HOUSEの強みである店舗運営を生かし、リラックスできる環境で日本の美しい文化に触れる機会を提供することで、多くの人に興味を持ってもらうことを目指しています。
まとめ
概要をまとめると、QB HOUSEによる「日本遺産オフィシャルパートナーシップ」は、地域文化を支え、広めようとする大きな一歩です。この取り組みを通じて、より多くの人々が自らの文化にも目を向け、楽しむきっかけが生まれることでしょう。あなたも、自分の地元の「日本遺産」をチェックしてみてはいかがでしょうか。地域のストーリーを知り、共有することで、より深い文化理解ができるはずです。