医療の新提案
2025-12-15 11:18:19

新しい医療の形を提案する「さっぽろ頭痛もの忘れ・脳神経外科」

新しい医療の形を提案する「さっぽろ頭痛もの忘れ・脳神経外科」



2025年11月5日に開院した「さっぽろ頭痛もの忘れ・脳神経外科」では、革新的な医療体験を提供するために、空間立体音響技術を駆使した待合室を設計しました。導入されたのは、シーイヤー株式会社のBluetooth®︎スピーカー「Cear pavé」です。この新しい音響ソリューションのおかげで、クリニックの待合室は、患者様にとって心地よく、安心できる空間に生まれ変わりました。

Cear pavéについて


Cear pavéは、コンシューマー向けスピーカーとして開発され、特にその自然な音響空間が大きく評価されています。最近では、医療現場や商業施設でもその導入が進んでおり、具体的にはホテルラウンジや展示会場など多様な業務用途でも活用されています。この技術が医療の現場に導入されるのは、今回が初めての試みとなります。

医療空間での待機時間は、患者さんにとって不安やストレスを軽減する重要な要素です。音響による心地よさが患者様のウェルビーイングの向上に寄与することが期待されています。院長の渕﨑智紀は、「患者様が安心して過ごせる空間をつくりたい」という強い思いを抱いており、その理念を実現するためにCear pavéを導入しました。

待合室の空間設計


開院に向け、渕﨑院長は待合室の音響にこだわりを持ちました。クリニックには、メインの待合室と、より静かに過ごしたい方向けのサブ待合室の二つの空間があります。このサブ待合室には、吸音性に優れた一人掛けの椅子が配置され、個々の患者がゆったりと過ごせるよう配慮されています。メイン待合室では、空間立体音響が優しく包み込むように流れ、患者さんの不安を軽減します。

導入プロセスの経緯


渕﨑院長がCear pavéに出会ったのは、札幌ビューホテル大通公園のラウンジ「KOMOREBI」との出会いがきっかけです。興味を持った彼は、現地を訪れ、実際に音響体験を行いました。その際の「包み込まれる音場」が、院長のクリニック理念と一致し、導入へと至りました。

設計・導入のポイント


1. 設計段階での配置サポート : 最適な設置位置を提案し、動線や視認性を考慮しました。
2. 給電・一括制御 : 各スピーカーには給電ポートが設置され、一括での電源管理が可能な仕様を構築。
3. 特別ファームウェアの対応 : 医療環境での連続運用に最適化されており、安定した稼働が可能です。
4. 医療空間への応用 : ホテルや商業施設での音響技術を医療現場に展開する新たな試みです。
5. 院長の体験に基づく導入ストーリー : 実際の体験がこの新技術への道を開きました。

院長の思い


渕﨑院長は、「『脳神経外科』を受診される患者様は、さまざまな不安や不調を抱えていらっしゃいます。それを和らげるために、どうすれば良いかを考え続けていました。Cear pavéの体験が、導入の大きなきっかけになりました。開院後、待合室で過ごされる患者様の姿を見て、この選択は間違っていなかったと確信しました」と語っています。

クリニックの展望


「さっぽろ頭痛もの忘れ・脳神経外科」は、音響技術により患者様への寄り添った医療空間を提供します。今後、Cearの新しいサービスによってカスタム仕様のスピーカーなど、多様な提案も予定されています。

この新たな取り組みが、患者様の健やかな生活にどのように寄与するのか、今後の展開に期待が寄せられています。音響技術が医療の現場で新たに注目される時代の幕が開きました。


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