京都の製麺所・麺屋棣鄂が新たなテストキッチンを開設
京都市の南区に位置する製麺所、
麺屋棣鄂(ていがく)は、新しい商品開発拠点とテストキッチンを6月にオープンしました。この新しい施設は、同社が誇る多様な麺の開発をさらに加速し、顧客のニーズに応じたオーダー麺の創造を目指した大きな一歩となります。
麺屋棣鄂は、京都で初めて中華麺を製造したことで知られ、全国のラーメン店に中華麺を提供しています。また、ユニークなつけ麺用の麺を開発しており、現在では常時300種類以上の麺を製造しています。特に、サンダー麵やグルーヴ麺といった特徴的な麺造りも手掛けており、その革新性が注目されています。
新たなテストキッチンの役割
新設のテストキッチンでは、麺屋棣鄂が開発するユニークな麺のプロトタイプを試すことができ、さらに麺製造の技術を顧客に提供します。
「お客様の自家製麺を作る」というコンセプトのもと、顧客が自分の理想とする麺を簡単に作れるようサポートしていく姿勢を明確にしています。
テストキッチンでは、製麺機も導入され、実際に麺を作る体験を通じて顧客とのコミュニケーションを深めることができます。それだけではなく、当社の技術を用いたオーダー麺の試作やビジネス向けサポート提供も行われる予定です。
麺の未来を見据えた取り組み
今後、麺屋棣鄂はこのテストキッチンを通じて、顧客のニーズをより深く理解し、調理法や用途に応じた新たな製品を次々と開発していく意向を示しています。また、特に飲食店のオーナーやシェフにとって、理想的な麺を実現できるこの環境は大きな価値を持つでしょう。
さらに、テストキッチンの機能拡充も計画されており、顧客が自由に試すことができる環境作りが進んでいます。これは、単に製麺だけでなく、今後の飲食業界における麺の在り方や多様性を広げる重要な取り組みとして期待されています。
おわりに
新しくオープンしたテストキッチンによって、
麺屋棣鄂は夢を形にする場所となります。自分だけの麺を作りたいという熱意を持つ人々に対して、新しい発想とともにサポートを提供することで、業界全体の発展にも貢献していきます。今後の展開が楽しみですね。