新たな挑戦が実を結ぶ！コンヴァノが大幅な黒字転換を達成した理由とは

コンヴァノが2026年3月期第2四半期に黒字転換の快挙

株式会社コンヴァノ（東京都渋谷区、代表取締役社長：上四元絢）が、2026年3月期第2四半期（2025年4月～2025年9月）の決算を発表し、営業利益が大幅な黒字転換を達成しました。売上高は過去最高を更新し、38億円に達しました。

収益成長の要因

決算ハイライトによると、グループ全体の収益性が向上し、特に各連結子会社の成長が収益構造に大きな影響を与えました。この結果、営業利益は前年同期の116百万円の赤字から、今回の決算では1842百万円の黒字に転換しました。

さらに、経常利益も前年の赤字120百万円から1262百万円の黒字へ成長しました。これらの数字は、コンヴァノがどれほどの成長を遂げているのかを物語っています。

主な事業の展開

ネイル事業

コンヴァノは、ネイルサロン「FAST NAIL」の展開によって、国内でのシェアを広げつつあります。同社は、2025年3月期に62店舗から現在は75店舗までの拡大を目指し、出店ペースを加速。これにより、国内市場でのリーダーシップを確立しようとしています。

ヘルスケア事業

また、連結子会社のシンクスヘルスケアは、LG Chem Ltd.と提携し、ヒアルロン酸製剤の日本における承認取得を進めています。さらに、HM Solution Co., Ltd.との共同開発により、新たな糸リフト商品を市場に投入することを目指しています。これにより、ヘルスケア部門でも新しい収益源を生み出す期待が高まっています。

ビットコイン保有戦略

最近、新たに設置されたビットコイン保有戦略室では、暗号資産を中心とした新規事業の方針を策定しています。特に、取引の安定性を確保するためのディーリング・オプション戦略やデルタ・ニュートラル戦略が注目を集めています。これにより、暗号資産市場において、リスクを抑えつつ安定した収益を得る方法を模索しています。

それに伴い、同社は9月から10月のボラティリティの上昇局面で戦略が効果を発揮し、業績を押し上げる結果につながりました。9月末時点でのビットコイン保有量は665 BTCとなり、国内企業ランキングでは5位に位置しています。