クレナズムが新たに届ける「オレンジがひとつ」と冬ツアーの魅力
福岡で結成された4人組バンド、クレナズムが新曲「オレンジがひとつ」を2025年11月12日にリリースします。この楽曲は、3作連続リリースの3作目にあたるもので、彼らの特徴であるシューゲイズサウンドとポップスが見事に融合した作品です。
新曲「オレンジがひとつ」の魅力とは?
「オレンジがひとつ」は、日々忙しく生活する中で自分を見失わないように、また、ストレスから解放される瞬間を切り取った内容が魅力です。ギタリストのけんじろうは、曲作りについて「週末の過ごし方を考える感覚で、ふと立ち止まったときの気持ちを表現しました」と語っています。忙しい日々の中には、何気ない小さな楽しみや、美しい夕焼けがあり、そうした瞬間が自分を取り戻す力になると感じているようです。
アンサンブルと音の距離感
本楽曲では、ギターやベースのフレーズが絶妙に組み合わさり、音の距離感が感じられるアンサンブルが意識されています。リバーブは深すぎず、バックグラウンドには薄くアコースティックギターが重ねられることで、リアルで温かみのある響きが生まれています。また、ベースは通常5弦で出されがちな音程をあえて4弦で鳴らし、リズムに軽やかさを持たせながらも、反対に重厚感を感じさせる作りになっています。これにより、ポップスの心地よさとオルタナティブな質感が絶妙にミックスされています。
作品の視覚的要素
さらに、イラストレーターの白兵衛によってデザインされたリリックビデオも公開されており、視覚的な要素が楽曲の印象をより一層深めています。力と影の共存をテーマにしたキャラクターデザインが美しく、音楽とビジュアルが織りなす世界に触れることができます。
冬のワンマンツアー情報
新曲「オレンジがひとつ」のリリースに続いて、クレナズムは11月24日から全国ワンマンツアーを開催します。ツアータイトルは「クレナズム 冬のバリよかワンマンツアー 2025」で、各地での公演が予定されています。詳細は以下の通りです。
- - 11月24日(月祝) 大阪 梅田 Shangri-La
- - 12月5日(金) 恵比寿 LIQUIDROOM
- - 12月21日(日) 台北Legacy
チケットは東京、大阪の公式サイトから、また台湾のチケットは専用サイトから購入可能です。
バンドのプロフィールと活動
クレナズムは、ボーカルの萌映、ギタリストのけんじろう、ベーシストのまこと、ドラムのしゅうたの4人で構成されています。2018年に福岡で結成された彼らは、シューゲイズサウンドとポップスを融合させた独自のスタイルを持っています。国内外問わず、様々なライブやフェスに出演し、アジア圏でも定期的にワンマンライブを開催するなど、精力的に活動の幅を広げています。
クレナズムの音楽とパフォーマンスには、ますます目が離せません。新曲「オレンジがひとつ」とその波に乗る冬のツアーは、聴く人々に感動を与えることでしょう。ぜひ、彼らの音楽に触れてみてください。