お米とサステナブル
2025-11-12 14:48:56

JR東日本グループが推進するお米を使った農業リサイクルループの新たな展開

JR東日本グループの農業リサイクルループ



JR東日本グループは、「勇翔2034」という経営ビジョンに基づき、持続可能な地球環境の実現を目指しています。その一環として、サーキュラーエコノミーを推進しており、特に、駅ビルやエキナカで出る食品廃棄物を再資源化する取り組みを進めています。

この度、首都圏と仙台エリアで新たに「農業リサイクルループ」を活用したお米の提供が始まります。これにより、廃棄物を肥料として再利用する仕組みが整いました。

首都圏での実施



首都圏では、JR東日本クロスステーションが提供する飲食店「のもの居酒屋‟かよひ路“上野店」で、株式会社Jバイオフードリサイクルが生産した肥料を用いて栽培されたお米、「にじのきらめき」が提供されます。このお米は、有限会社ソメノグリーンファームが栽培し、株式会社百笑市場が精米しています。こうした地元の農業生産者との連携が、持続可能な循環型社会の構築に寄与しています。

「のもの居酒屋„かよひ路“上野店」では、2025年11月20日から約3週間の間、すべてのご飯メニューでそのお米を楽しむことができます。

営業時間


  • - 【月〜金】11:30〜14:30 / 16:00〜22:00(L.O. 21:30)
  • - 【土・日・祝】定休日
  • - 場所: JR上野駅 3階 入谷改札外・パンダ橋口脇

仙台エリアでの取り組み



仙台エリアでも同様の農業リサイクルループを推進しており、こちらでは、仙台ターミナルビルの飲食店「すし哲」にて、鈴木有機農園が育てたお米「ササニシキ」が提供されます。このお米も、東北バイオが製造した肥料を用いて育てられています。

地元密着型のリサイクル



仙台では、東北バイオが集めた食品廃棄物を活用して電気や肥料を製造し、その一部を地域農家と協力して、地元の農業に還元しています。このように、地域の食品廃棄物を地域の農業に活用することで、地産地消型のサステナブルな仕組みが実現します。

拡大と将来への展望



JR東日本グループは、「農業リサイクルループ」の取り組みをさらに拡大していく考えです。今回の首都圏と仙台エリアでの展開を足がかりとし、全国規模での循環型経済の実現を目指しています。連携先の農業生産者とともに、環境に優しい農業を支援し、持続可能な社会を構築するための努力が続けられます。

このような取り組みは、私たちの食生活に新たな選択をもたらすだけでなく、未来の地球を守るための重要なステップです。JR東日本グループの進展を応援し、サステナブルな選択肢を日常に取り入れていきたいですね。


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