新ドラマ『にこたま』
2025-12-27 19:28:29

橋本愛・瀬戸康史・比嘉愛未が語る『にこたま』の魅力と新たな愛のかたち

ドラマ『にこたま』の完成披露試写会レポート



12月26日(金)、フジテレビ本社マルチシアターにて、FODとPrime Videoで配信されるオリジナルドラマ『にこたま』の完成披露試写会が行われました。このイベントには、主演の橋本愛さん、瀬戸康史さん、比嘉愛未さんが登壇し、作品や自身の役についての思いを語りました。

『にこたま』は、渡辺ペコの人気コミックを実写化した作品です。この物語では、恋愛、結婚、家族についての様々な側面が描かれており、現代の恋愛観に問いかけるような内容となっています。出会って12年になる恋人同士の温子(橋本愛)と晃平(瀬戸康史)、そして晃平の同僚である高野(比嘉愛未)が織りなす複雑な人間関係を通じて、愛の正解が存在しないことを描いています。

脱構築された愛の形

橋本さんは、温子というキャラクターについて、「冷静でありながら、恋愛感情が薄い彼女が徐々に追い詰められていく様子がリアルに描かれています。この物語は、ただの恋愛ではなく、選択肢や葛藤を強く持つテーマが盛り込まれた作品です」と語ります。恋愛の本質を考えるきっかけとなる作品であることを強調しました。

一方、瀬戸さんは晃平という役に対して「申し訳ありませんが、これは役としての行動です。彼は自分の行動にちゃんと向き合おうとしますので、その成長を見守ってほしい」と説明しました。彼のセリフや感情が、観る人々に強い共感を呼ぶことでしょう。

強い女性・比嘉愛未が演じる高野

比嘉さんは高野ゆう子役について「冷静であり、自立した女性というイメージですが、晃平との関係においては道を選択する難しさがある」と述べました。自らの選択に責任を持つ彼女の強さが印象的で、視聴者にも感情移入しやすいキャラクターになっています。

多様性を反映する作品の背景

橋本さんは、「渡辺ペコ先生がこの作品を描いた約10年前は、多様性についての意識が低かった。しかし今、このドラマを通してどう表現するかが大切だと思った」と指摘しました。原作漫画には当時の社会的テーマが含まれており、それらを現代に再解釈することが求められています。

試写会の中では、印象に残ったセリフについても言及され、「『冷めてる』という一言が心に残る」と話す橋本さんや、「当たり前のことが忘れがちで、言えるうちに伝えよう」という瀬戸さんの言葉が印象深いものでした。

食の重要性とめぐるシーン

さらに、物語における『食』の要素も話題に上がりました。橋本さんはうどんが作中に出てくる際の出来事を振り返り、撮影後にその料理を楽しんだエピソードを披露。瀬戸さんは、撮影中によく食べるシーンがあり、「本当に食べ過ぎていた」と笑いながら話しました。これらのシーンは、視聴者にも共感を呼ぶ要素となるでしょう。

主題歌『oh my baby』

ドラマの主題歌は、くるりの『oh my baby』です。橋本さんは、この楽曲が作品にぴったりフィットしていて嬉しいと述べる一方で、瀬戸さんは「この曲に救われた」と、ドラマの感情に寄り添った素晴らしい作品であると伝えました。

お楽しみに!


最後に、比嘉さんが「この作品が視聴者に多くの気づきを与えることを願っています」と締めくくり、完成披露試写会は幕を閉じました。次回はこの作品がどのように展開されるのか、非常に楽しみです。ぜひ皆さんも、FODとPrime Videoでの配信をお見逃しなく!


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