新ブランド米誕生
2025-10-28 15:35:19

岩手県新ブランド米「白銀のひかり」の誕生とロゴデザインの魅力

岩手県新ブランド米「白銀のひかり」の誕生とロゴデザインの魅力



このたび、岩手県で誕生した新しいブランド米「白銀のひかり」が、食の楽しみ方を広げる一環として注目を集めています。ヘラルボニーが企画し、契約作家・小林覚氏が手がけるアートなロゴデザインとともに、新たな米の魅力を全国に広げるイベントも開催されました。

白銀のひかりとは


新ブランド米「白銀のひかり」は、岩手県の特に北部や高標高地帯に最適化された品種として、2025年から本格的に販売が開始される予定です。先代の「銀河のしずく」や「金色の風」に続く新たな米として定義され、食味や栽培条件においても特に優れた特性を持っています。

ふっくらとした炊き上がりとさっぱりした味わいは、和食から洋食まで様々な料理に合わせることができるため、家庭での食卓を豊かにしてくれることでしょう。また、「白銀」という名前が示す通り、白く輝く粒が特徴的で、岩手の稲作文化に新しい光をもたらす期待が寄せられています。2028年には1,500ヘクタールの作付けを目指しています。

ロゴマークのデザイン


「白銀のひかり」のロゴは、小林覚氏によって描かれたオリジナルデザインです。楕円形の米粒をイメージしたロゴには、7つのパーツに分かれた「光」という文字が組み込まれています。その中には、白銀のひかりを象徴する言葉が散りばめられ、見る人に深いメッセージを伝えています。

さらに、キャッチコピーには「雪多き」と「気高き」という言葉が掲げられ、岩手の雪深い環境や社会課題解決への意識が表現されています。これにより、ただの米ではなく、岩手の文化や価値観をまとったブランド米が生まれたのです。

初披露イベントの様子


2025年10月26日には、ヘラルボニーの旗艦店ISAI PARKでロゴの初披露イベントが行われ、多くの来場者が集まりました。岩手県知事の達増拓也氏も出席し、「白銀のひかりが本県の稲作を照らす希望となることを期待している」と力強いメッセージを送っていました。

JA全農いわても、「このコラボレーションは白銀のひかりの誇りを示している」とし、新米が盛況に流通することを願っていました。ヘラルボニー代表取締役の松田文登氏も、米が様々な人々の手に渡り、新たな文化を創出することを期待しているとコメントしています。

小林覚氏のアートとヘラルボニー


小林覚氏は、るんびにい美術館の作家として活躍する一方で、自身のアート活動を通じて障害のある方々の才能を広めることにも尽力しています。彼の独自の文字アートは、周囲の意識を変える機会を作り出し、多くの人に感動を与えてきました。ビリー・ジョエルや井上陽水を愛する彼の音楽趣味は、アートにさらなる深みを与えているとも言えます。

ヘラルボニーは、「異彩を放て」というミッションを掲げるクリエイティブカンパニーで、障害のある作家たちの作品をIPライセンスとして管理し、文化の創出と継続可能なビジネスモデルを築いています。これからも、彼らの挑戦と新しい試みが、岩手や日本全国に多様な文化と価値を提供していくことでしょう。新たなブランド米「白銀のひかり」はその一翼を担う存在として、多くの人々に愛されることを期待しています。


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