第21回大麦食品シンポジウム~栄養と健康のプロから広がる「大麦食」の未来に向けて~
2025年3月8日(土)の午後1時から、東京都千代田区にあるアルカディア市ヶ谷私学会館で第21回大麦食品シンポジウムが開催されます。このシンポジウムは、大麦食品推進協議会が主催し、大麦の栄養特性や健康効果を広めることを目的とした重要なイベントです。特に、日本人の食生活における食物繊維不足を解消するために、大麦が注目されています。
講演者とテーマ
今回のシンポジウムでは、管理栄養士であり野菜ソムリエ上級プロの岸村康代先生による「大麦の秘密:栄養士が知っておきたい健康効果と活用術」という講演が行われます。このセッションでは、大麦の栄養学的な利点や、日常生活にどのように取り入れれば良いかについて詳しく説明されます。また、小児の栄養や発達に関する専門家である赤坂ファミリークリニック院長の伊藤明子先生も参加し、「小児の栄養素欠乏の動向と神経発達症」というテーマで講演を行います。この講演では、自閉症やADHDなどの問題についても言及され、今後の子どもたちの健康を考えた内容が期待されます。
トークセッションも実施
さらに、料理研究家で食プロデューサーの浜内千波先生が参加するトークセッションも予定されています。浜内先生は、最近行われた「学校給食向け国内産大麦レシピコンクール」の審査員を務められたことでも知られています。トークセッションでは、「子どもの食事と健康(仮)」というテーマで、給食に大麦を取り入れることの意義について話し合われます。そして、参加者は入賞した大麦レシピの試食もできる貴重な機会があります。
参加について
シンポジウムへの参加は無料で、参加者全員には大麦食品の試供品のお土産が用意されています。対象は栄養士や調理師、料理教室講師など、食に興味のある方々であればどなたでもご参加可能です。定員は100名で、応募者が多い場合には抽選が行われますのでお早めにお申し込みください。
結論
第21回大麦食品シンポジウムは、日本の食文化における大麦の位置付けを再確認し、健康に寄与する方法を探るための重要な場となります。このシンポジウムを通じて、多くの人が大麦の素晴らしさを知り、日常の食生活にいかに取り入れていくかを考えるきっかけになることを願っています。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。