八芳園と那須拓陽高校の特別なクッキー
2025年7月27日と28日の2日間、八芳園と栃木県立那須拓陽高校が共同開発した特製クッキーが、大阪・関西万博オーストリアパビリオン内のレストラン「Flavors of Austria」にて、数量限定で販売されます。このクッキーは、オーストリアの伝統的な菓子「リンツァーアウゲン」をアレンジしたもので、地域の特産品を生かしたユニークな一品です。
地域の想いが詰まったクッキー
八芳園は、栃木県那須塩原市とのパートナーシップを結び、オーストリアとの文化交流を促進するために様々な取り組みを行ってきました。その一環として、オーストリアのリンツ市の伝統的な焼き菓子「リンツァーアウゲン」を基に、栃木県産のいちごを使用したジャムを取り入れた、特別なレシピを開発。
このプロジェクトには、那須拓陽高校の食物文化科の生徒も参加しており、実際の製造に関与することで若い世代の食文化の理解を深める機会を提供しています。彼らは、自らの手で生地の厚みや焼き時間を調節し、食感と風味を最大限引き出すことに挑戦しました。
先行販売でもお楽しみいただける
この特製クッキーは、万博での販売に先立ち、2025年7月19日から栃木県那須塩原市の菓子工房「ねむの樹」にて先行販売が開始されます。地元の方々が愛する菓子工房で手に入れることができる、伝統と新しい味が融合したクッキーを楽しむチャンスです。このプロジェクトは、郷土愛を育みながら、地域の交流を深める良い例です。
クッキーの魅力とは
「リンツァーアウゲン」はバタークッキーの上にジャムをトッピングし、さらに二つ目のクッキー生地を重ねて焼き上げたものです。見た目は愛らしい「瞳(アウゲン)」のようで、見ても楽しい菓子として人気があります。八芳園と那須拓陽高校が手掛けた新しいレシピでは、スタイリッシュに仕上げられたクッキーは、いちごジャムと濃厚なみるくジャムの二種類が用意され、サクサクした食感と共に味わうことが不可欠です。特に「いちごジャムサンドリンツァーアウゲン」は、オーストリア国旗をイメージしたデザインで、視覚的にも楽しませてくれます。
販売情報
この特製クッキーは、2025年7月27日、28日の二日間には、大阪・関西万博のオーストリアパビリオン内レストランにて販売されます。購入は先着順となるため、気になる方は早めのアクセスがマストです。価格は、いちごジャムサンドリンツァーアウゲンとコーヒーのセットが1,400円(税込)です。
また、栃木・ねむの樹での先行販売は7月19日から。いちごジャムサンドとみるくジャムサンドのセットが400円(税込)で購入可能です。代々受け継がれてきた風味とこの地域の新しい感覚をつなぐ一品を、是非この機会に味わってみてはいかがでしょう。
まとめ
この工程は、単なるクッキーの製造を超えて、地域と教育、国際交流を結びつける架け橋となっています。八芳園と那須拓陽高校の連携によって生まれた特選クッキーを、ぜひ特別なひとときにお楽しみください。食の力で地域がつながる体験は、あなたの食卓にも豊かさをもたらしてくれることでしょう。