yutoriが新たに子会社を立ち上げ、事業の分社化を進めます！

yutoriの新たな挑戦：事業分社化に向けて

株式会社yutoriは、東京を拠点に複数のアパレルブランドを展開している企業です。この度、2025年8月1日を効力発生日とし、同社が運営するヤングカルチャー事業「9090」や「HTH」などを新たな子会社「株式会社YZ」と、コスメ事業「minum」を新たな子会社「株式会社pool」に分社化する準備に入ったと発表しました。これにより、より効率的な事業運営と迅速な意思決定を実現することを目指しています。

事業分社化の背景

yutoriは2018年の設立以来、SNSマーケティングを活用して急成長してきました。2023年12月には東京証券取引所のグロース市場に新規上場を果たし、新たな成長を図っています。その成長の一環として、今回の分社化が考えられています。事業の収益管理を強化し、効果的な運営を実現することで、競争力を高める狙いがあります。

新設される子会社とは

1. 株式会社YZ（ワイジー）

ヤングカルチャー事業を担当する株式会社YZは、従来の事業組織をリフレッシュし、新しい価値を提供することを目指します。代表取締役社長には舩橋誠氏が就任予定で、彼は2019年からyutoriに在籍し、ストリートブランドのディレクターとしても活躍してきました。彼は「古着のEC販売」からスタートし、現在では12ブランドを展開するヤングカルチャー事業を率いています。彼のコメントにもある通り、次の世代へのバトンをつなぐ意味で「YZ」という名が選ばれました。

2. 株式会社pool（プール）

コスメ事業は新たに設立される株式会社poolが担当します。取締役には濱田栞氏が任命され、これまで新規事業やプロモーションに携わってきた経験を活かして、新たな展開を図ります。poolは、これまでのD2Cから、リテール販売へのシフトを試みる国際的な挑戦となります。濱田氏は、この移行がyutoriにとっても大きな転機となると述べています。