ALDIOUS、無期限活動休止前ラストツアーが感動のフィナーレを迎える

ALDIOUSの無期限活動休止前ラストツアーが盛況

2025年5月17日、ALDIOUSが無期限活動休止を発表し、それに伴い始まったラストツアー「The Dominators Last Standing 2025」。最終公演が8月13日に東京・豊洲PITで華やかに行われ、ファンとの感動的な一夜が繰り広げられました。

このツアーでは、ALDIOUSの現メンバーであるYoshi、トキ、サワに加えて、元メンバーのRe:NO、Arutoも参加し、特別な布陣で臨みました。豊洲PITには、ALDIOUSの活動の終焉を惜しむ1,000人の熱心なファンが訪れ、興奮の渦に包まれました。

ステージの幕開け

オープニングのSEに合わせて登場したメンバー。2017年の楽曲「We Are」でライブがスタートし、Re:NOが黒いドレスで圧巻のシャウトを披露。続いてYoshiが情熱的にギターをかき鳴らし、トキの鮮やかなメロディが観衆を魅了しました。

Re:NOが「こんばんは、ALDIOUSです。サイコーの夜にしよう！」と叫ぶと、会場は一体感と熱気に包まれました。「Ground Angel」などの楽曲が演奏される中、オーディエンスも大きな声で合唱し、会場が一つになる瞬間を楽しんでいました。

中盤の盛り上がりと感謝の気持ち

ライブ中盤では、特注された7分間のインストゥルメンタルが披露され、メンバーそれぞれの個性が融合した一曲がフロアを揺るがしました。後半には、2ndアルバムの「Wish Song」や1stアルバムの「Luft」が登場し、ALDIOUSの音楽の歴史を感じさせました。観客とのコール&レスポンスは一層強まり、盛り上がりは最高潮に達しました。

サワによる「私たちがこれまで愛され続けたのは、ここにいるファンや、今日来れないけど心を届けてくれる皆様のおかげ」という言葉は、多くのファンの胸に響きました。

ライブのクライマックス

トキが「感情を解き放って、みんなで最高の時間を共有しよう」とフロアを煽ると、「Re:fire」からのラストスパートが始まりました。「IN THIS WORLD」や「夜桜」ではオーディエンスと一緒に合唱し、メンバーも観客の熱気に応えて盛り上げました。

本編の最後を飾ったのは「Dominator」。ALDIOUSの5人が一体となり、息を合わせた最高のパフォーマンスを披露しました。さらに続くアンコールでは「I Don’t Like Me」や「Dearly」と続き、特別なひと時が演出された後、最後の楽曲「White Crow」が発表されました。

未来への希望

メンバーがステージから去った後、Yoshiは「音楽で皆さんとつながっている。必ずまた会いましょう！」と感謝のメッセージを送りました。この夜はメンバーとファンとの心の絆が強く感じられる特別な時間となり、ALDIOUSの活動は幕を閉じましたが、その音楽は多くの人々の心に永遠に残ることでしょう。

この東京・豊洲PITの公演は、2025年12月24日にBlu-ray、DVD、CDとしてリリースされる予定です。これにより、ALDIOUSの17年間の軌跡が未来に向けて記録されることとなります。