フィンランドとアメリカの音楽が融合したEP『Aura Gold』
2026年2月20日、フィンランド出身のプロデューサーMishaと、アメリカ・ノースカロライナを拠点に活動するシンガーBeMyFiascoによる共同EP『Aura Gold』がリリースされる。この作品は、国境を越えた音楽のコラボレーションから生まれたもので、ジャンルを超えた多彩なサウンドが広がる。
『Aura Gold』はソウルとR&Bを基軸にしながら、70年代のファンク、90年代のR&Bやヒップホップ、アフロビーツ、アマピアノ、そしてモダンポップまでを取り入れた、時代を超えたサウンドが特徴だ。このEPは、現在進行形の音楽シーンを象徴する作品といえる。
現代的なコラボレーション
このプロジェクトは、MishaとBeMyFiascoがオンラインを介して楽曲制作を行うという現代的な形で進行された。フィンランドとノースカロライナにそれぞれ拠点を持つ二人は、遠く離れた環境にもかかわらず信頼関係を育み、共通の音楽ビジョンを共有している。その制作過程の中で、BeMyFiascoはフィンランドを訪れ、現地のミュージシャンであるcocabona(ベース)やVille-Veikko(ギター)と共にセッションを行い、EPの音楽的な核が形成された。
最初に録音されたトラック「Back to Myself」は、このEPのテーマを象徴する一曲で、自己回復や自らを表現することをテーマとしている。Mishaのジャンルを超えたプロダクションは、自由な空気感を持ち、BeMyFiascoは自らの経験や変化、恐れずに輝く大切さを歌の中で率直に表現している。『Aura Gold』は、自己の光を信じて進む勇気を音楽という形で刻んでいる作品だ。
EPのトラックリスト
このEPには、多彩なトラックが収録されている。中でも以下の楽曲に注目だ:
1.
Aura Gold (feat. Jussi Halme)
2.
Burning Fire (feat. Evil Needle)
3.
Back To Myself (feat. cocabona)
4.
Love Come Down
5.
Kind of Love (feat. cocabona)
6.
Can’t Get Enough (feat. Jussi Halme)
MishaとBeMyFiascoについて
Mishaは、フィンランド出身のプロデューサーで、オルタナティブR&Bやヒップホップ、ニューファンクを巧みに操ることができるアーティストとして知られる。Lalah HathawayやTalib Kweliといったグラミー受賞アーティストとコラボすることでその名を知られるようになった。その音楽スタイルは、グルーヴ感を重視したプロダクションに特徴づけられる。
一方、BeMyFiascoは、グラミーノミネート経験を持つシンガーで、SZAやRobert Glasperとの共演を経て、その高い表現力と感情豊かなソングライティングで評価を得ている。彼女の音楽は、聴く人の心に響くアプローチが特徴だ。
これからの動き
MishaとBeMyFiascoは、2023年から制作を開始し、共同楽曲はSpotifyの各種プレイリストにも選出されるなど、高く評価されている。さらに、2025年にはロンドンの名門Jazz Caféで初の共同ライブを予定しており、今後の活動に期待が寄せられる。音楽がもたらす国境を越えた絆を感じながら、『Aura Gold』のリリースを楽しみにしたい。