昭和のクリスマスが蘇る!ASKAの華やかなライブ
2026年2月12日、東京国際フォーラムホールAで開催された『ASKA CONCERT 2026 昭和が見ていたクリスマス!?』初日公演。このイベントは、ASKAが挑む特別なライフワークの一環であり、過去の開催も大きな話題を呼んでいました。14年ぶりの開催となる今回も、多くのファンが集まり、昭和の名曲をお楽しみいただきました。
このコンサートは、昭和の時代に愛された楽曲をビッグバンドの伴奏で演奏することが特徴で、最初に披露されたのは布施明の「君は薔薇より美しい」。ASKAの力強く艶やかな声が会場に響くと、瞬時に観客を魅了しました。演出は豪華で、指揮者の藤野浩一ら39人の音楽家たちが送り出す豊潤な音色が、観る人々を夢の世界へと誘います。
オープニングのVTRで過去の名場面が映し出された後、彼の歌声が会場を包み込みました。「恋の季節」や「雨のバラード」といった名曲が次々に演奏され、懐かしさと新しさを感じさせるアレンジにファンは大興奮。特に印象的だったのは、ASKAがピンキーの仕草を取り入れた歌唱で、会場は歓声に包まれました。おなじみのメロディーを新たなスタイルで聴けるところも魅力の一つです。
MCの中でASKAは、自身の歌謡曲に対する思いや、子供時代のクリスマスの楽しさについて語り、そこに流れる昭和の懐かしいエッセンスをファンと共有しました。続いて、昭和の名曲が次々と披露され、各曲のアレンジがどれも印象的で、ASKA自身も自分の音楽の原点を見つめ直す貴重な時間になったようです。
特別ゲストの岩崎宏美と共演した「Love is alive」では、二人のハーモニーに対するリスペクトが感じられる瞬間があり、見つめ合いながら歌う姿に多くのファンが感動の涙を流しました。岩崎の「ロマンス」に対するコメントも印象的で、終始和やかな雰囲気の中で温もりに包まれたライブが展開されました。
また、観客はASKAの力強いシャウトに応え、デュエットも交えた演出が見事に一体感を生み出し、時空を超えた感動が広がりました。特に『君をのせて』や『また逢う日まで』などの演奏は、大勢の音楽家の演奏と共に、圧倒的な存在感を示しました。
終盤では、昭和の青春を象徴する「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」が会場を盛り上げ、観客全員が一体となって楽しむ姿がありました。お祭りのような雰囲気に、観客はその場の空気に酔いしれました。
ライブの締めくくりでは、ASKA自身が選んだ曲と共に岩崎宏美と共演し、昭和の名曲へと導かれる感動的なフィナーレを飾りました。SETリストには名曲が続き、最後の「見上げてごらん夜の星を」は、明るい未来への希望が込められていました。
今回の『昭和が見ていたクリスマス!?』は、ただのコンサートではなく、昭和の夢と希望が詰まった楽曲を通じて、今の時代にもそのエッセンスを届けるものでした。ライブの後、街に出ると、夜空に光り輝く星が昭和の記憶と共に今も確かに生き続けていることを感じたファンも多かったことでしょう。
音楽の力が世代を超え、心に残る体験を与えてくれることを再認識させてくれた一夜でした。