「十二人の怒れる男」
2025-08-14 12:38:49

いずみたくの名曲で甦るミュージカル「十二人の怒れる男」の魅力

いずみたくが遺した名作がミュージカルとして蘇る



2026年2月6日から15日まで、浅草九劇で上演されるのは、名作ミュージカル「十二人の怒れる男」です。本作品は、作曲家いずみたくの楽曲を基に、五戸真理枝の演出で新たな形で舞台に登場します。いずみたくの名曲で彩られた傑作の魅力に迫ります。

いずみたくの秘密の譜面



「十二人の怒れる男」は待望の復活を遂げることになりました。この企画は、いずみたくが残した譜面をもとにスタートしました。数年前、彼の資料を整理していた際に発見されたこの譜面は、1970年代に特定の専門学校のために作成されたものです。当時の背景も不明であったこの譜面をもとに、五戸真理枝が今回の演出を手掛けることになります。

演出家・五戸真理枝の視点



五戸真理枝は、演出の中で「人間の自己中心的な側面と、他者への思いやりの難しさ」をテーマにする意図を語ります。物語は、父親を殺した容疑をかけられたスラム育ちの少年と、陪審員たちのその判断を巡るもの。彼女は、各陪審員が持つ正義の対立を観客に緊迫感をもって伝えたいと考えています。

音楽監督の役割



音楽監督には、田中和音が名を連ねます。田中は、いずみたくのメロディに新たなアレンジや作曲を施し、期待が高まる山のようなプレッシャーにも関わらず、「名作に挑む感動」の気持ちを抱いています。彼の豊かな経験が、作品の深みを引き出します。

作品の核心—人間の真実



本作の舞台は、陪審員室です。被告は18歳の少年で、父親の殺人容疑に晒されています。最初の投票では11人が「有罪」と宣告し、ただ1人だけが「無罪」に票を投じます。その人物は、証拠を冷静に見つめ直す勇気を持ち、それが展開を変えていくことになります。彼の粘り強い意見により、他の陪審員たちは自らの先入観や偏見を再考しなければならなくなるのです。

必見の新解釈



このミュージカルでは、これまでの映像化や舞台化とは異なる、新たな視点からの解釈が楽しめるでしょう。人間の根源的な葛藤や、証言の真偽を巡る緊迫感が、五戸真理枝の演出によって新しく生命を宿します。

上演情報



  • - タイトル: ミュージカル「十二人の怒れる男」
  • - 日程: 2026年2月6日(金)〜15日(日)
  • - 会場: 浅草九劇(東京都台東区浅草2-16-2 浅草九倶楽部2F)
  • - 原作: レジナルド・ローズ
  • - 音楽: いずみたく
  • - 脚本・演出: 五戸真理枝
  • - 音楽監督: 田中和音

主催・企画・制作は株式会社オールスタッフ、ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズです。無限の可能性を秘めたこの作品にご期待ください!


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