b.stageが描く新たなファンダムビジネスの未来
2023年10月22日、アメリカ・カリフォルニア州で開催された「K-Culture&Tech」フォーラムにて、ファンダムビジネスの業界において注目を集めるb.stageの代表、ソ・ウソク氏が登壇しました。このフォーラムは、韓国や中国、ラテンアメリカの様々な企業とネットワーキングを行う場であったことから、業界のリーダーや革新的なスタートアップのプレゼンテーションを通して、韓国文化を広めることに繋がりました。
ソ・ウソク氏は自身の発表で、b.stageのユニークなファンダムビジネスモデルについて詳述し、グローバル市場における目標やビジョンを示しました。彼によれば、b.stageは「ファンダムビジネス360」を実現する唯一のグローバル企業で、220社以上のクライアントに800人以上のアーティストと協力しながら、マルチな業績を上げているとのこと。
b.stageのファンダムビジネス360とは?
b.stageの「ファンダムビジネス360」は、ファンダムビジネスを多角的に展開するためのフレームワークであり、以下の6つの核心領域を含んでいます。
- - 広告・マーケティング
- - ファンクラブ運営
- - Eコマース
- - ファンコミュニケーション
- - コンサート及び行事運営
- - IP基盤ビジネス
このように、多様なサービスを提供することで、b.stageはファンダム市場の拡大を図っています。
AI技術の導入による未来のビジョン
さらに、ソ・ウソク氏は本格的なAI時代に突入した今、ファンダムビジネスにおける「Fan-Tech」産業のリーダーとしての役割を明示しました。アーティストやファンダムが必要とするAIモデルのビジョンを語った彼は、AI技術を活用した新たなファンダムビジネスモデルの進化を期待していると述べました。
「b.stageは世界的に有名な『Fanatics』のような地位を目指しており、誰もが自分自身のプラットフォームを持ち、その上で360ビジネスを実現できるよう、サービスとビジネスの範囲を持続的に拡大させていく」とも強調しました。
今後の展望とグローバル展開
また、彼はファンダムビジネスの生態系をリードする企業として、豊かなオン・オフラインネットワークを通じて市場の拡大に尽力する意向を表明しました。最近では、著名アーティスト「G-DRAGON」やeスポーツ球団「Hanwha Life Esports」、さらには「SON&FOOTBALL LIMITED」などの企業と提携し、K-POPやeスポーツ、スポーツ分野でのファンダムプラットフォームを構築しています。
b.stageが目指すサービスの多様化
b.stageは、ファンダムビジネスのトータルソリューションを提供する企業として、クライアントと共に成長することを目指しています。彼らのサービスは、コンテンツ管理からコミュニティ構築、メンバーシップ運営、国際Eコマース、ライブストリーミング、さらにはリアルタイムの双方向コミュニケーションまで、多岐にわたります。
このように、b.stageはアーティストやブランドに対し、多様なファンダム体験を提供し、市場で独自の立ち位置を築くためのサポートを行っています。おそらく、今後のファンダムビジネスが彼らを中心にどのように展開していくのか、目が離せないでしょう。