若手映画作家を育成する「ndjc2025」プロジェクト
文化庁が主催する「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2025」へ、株式会社stuの映像ブランド「DOTS&LINE」が制作プロダクションとして参加することが決まりました。このプロジェクトでは、2025年度に実施される短編映画製作を通じて、才能ある若手監督たちを育成し、彼らの成長を支援します。
参画の背景とDOTS&LINEの理念
「DOTS&LINE」は、各分野の才能をつなげて新たな物語を創造することを理念としており、制作や編集、マーケティングに至るまでの一連のプロセスを全てサポートできる体制を整えています。独自のパイプラインを駆使し、高度なビジュアルプロデュース技術を持つ彼らは、今後の映像業界において重要な役割を果たすことが期待されています。
今回「ndjc2025」に参画することにより、次世代の監督との出会いが生まれ、若手才能の支援を通じて映像業界の発展に寄与することを目指します。また、国際的なクリエイターやパートナー企業とも連携を強化し、グローバルな映像コンテンツを生み出すことに取り組んでいく予定です。
選ばれた監督たち
今回のプロジェクトには、以下の4名の監督が選ばれました。
鴨林 諄宜(KAMOBAYASHI Tomonari)
福井映画祭で審査員特別賞を受賞した彼は、京都芸術大学で映画制作を始め、現在も自主制作を続けています。プロの映画制作環境でさらなる技術を磨くことが期待されます。
辻井 俊(TSUJII Shun)
千葉大学で情報画像を学び、在学中から短編映画制作に取り組んできた彼は、テレビ制作会社での経験を経て東京藝術大学に進学しました。彼の独自の視点と技術が、短編映画製作でどのように発揮されるか注目です。
中田 江玲(NAKADA Ere)
慶應義塾大学卒業の彼女は、大学時代から映画制作を行い、短編映画は国内外の映画祭で評価されています。今後、才能をさらに開花させるチャンスを得ました。
八代 夏歌(YASHIRO Natsuka)
若干18歳でありながら短編映画で受賞歴がある彼女は、映画制作部での経験を活かし、さらなる技術をこのプロジェクトを通じて身につけることが期待されています。
スケジュールと今後の展望
プロジェクトは、8月から10月の間に脚本の開発を行い、11月から撮影が始まります。影片の仕上げは2026年1月を見込んでおり、完成作品は同年3月に上映会を予定しています。これにより、参加監督たちの作品が一般に公開される待望の瞬間が訪れます。
まとめ
「ndjc2025」は、次世代の映画監督を育成するための重要な取り組みです。若手の才能を引き出し、映像業界の未来を支えるプロジェクトへの参画は、映像業界に新たな波を呼び起こすことでしょう。今後の動向に、ぜひ注目していきたいですね。