クリスチャン・バオホによる特別ワークショップで心を踊らせる90分
8月9日、三田慶応のスタジオマーティにて、ドレスデン国立歌劇場バレエ団のプリンシパル、クリスチャン・バオホを講師に迎えたコンテンポラリーワークショップが開催されました。この特別なクラスでは、ダンスの新たな側面を学ぶことができ、受講者たちは「心で踊る」意味を深く体感しました。
ワークショップの魅力
このワークショップは、コンテンポラリーダンスの巨匠、ヨハン・インガ―の作品を実際に体験できる貴重な機会であり、日本ではあまり触れることのない素晴らしい内容が詰まっていました。参加者たちは体いっぱいに自己を表現し、その熱気は参加者全員に伝わってきました。90分間という限られた時間の中で、彼らがどれほどダンスを愛し、全力を尽くしているかがひしひしと感じられました。
ワークショップが生まれた背景
このイベントは、「ダンスライフパートナー」を企業ビジョンに掲げるマーティ株式会社が主催しました。この会社は、ダンスを通じて人々の日常に豊かさを提供することを目指しており、踊る空間、日々の生活、そして踊りの瞬間を創造してきました。海外のバレエ団やダンサーとの交流から生まれる「感動」を大切にし、未来のダンサーたちに貴重な経験を届けることを目指しています。
講師 クリスチャン・バオホ
クリスチャン・バオホは、ドレスデン国立歌劇場バレエ団のプリンシパルであり、パルッカシューレドレスデンで基礎を学びました。シアターケムニッツやフォーカスダンスカンパニースウェーデン、マインツバレエ団を経て、2017年にはドレスデン歌劇団でプリンシパルに昇格しました。『ロミオとジュリエット』のキャピュレット伯爵や『マノン』の看守など、数多くの作品で主演を務めてきました。
受講者たちへのメッセージ
ワークショップ中、バオホは「みんなは今まさにSTARSだ!可能性を体中に秘めている。だから、躊躇することなくいろんな踊りに触れてチャレンジし続けてほしい」と語りかけました。彼自身が多くの経験を通じて得た大きな視野からのメッセージは、参加者たちにとって大きな励ましとなったことでしょう。
次なるステップ
彼は今年の「バレエアンサンブルガラ2025」にも出演し、日本初来日を果たしています。圧倒的なパフォーマンスで日本のバレエファンを魅了しました。これからの活動からも目が離せません。次回の公演情報やワークショップに興味がある方はぜひ
こちらをご覧ください。
このように、クリスチャン・バオホのワークショップは、参加者にとってかけがえのない経験を提供し、未来のダンサーとしての道を開く一助となることでしょう。ダンスの力を心から感じ、技術向上を目指す方々にとって、このような機会は非常に重要です。