高齢者支援調査
2025-11-07 11:47:56

高齢者の買物課題を解決する新しい調査サービスの登場

エス・エム・エスとセブン‐イレブンが協力!高齢者の「買物課題」を調査



株式会社エス・エム・エスが展開するケアマネジャー向けコミュニティ「ケアマネドットコム」と、介護で悩む人向けの「安心介護」が、セブン‐イレブン・ジャパンと連携し、今注目の調査サービスを提供開始しました。この調査サービスは、高齢者の買物に関する課題を浮き彫りにし、今後のサービス展開に役立つ貴重なデータを収集することが目的です。

高齢者世帯の増加とその影響


日本の社会は急速に高齢化が進んでおり、特に高齢者世帯の増加が顕著です。2000年には約366万世帯だった高齢夫婦世帯が、2020年には約653万世帯にまで増加。そのため、介護を必要とする高齢者自身、またその介護を行う家族に対するサポートがますます重要視されています。特に「買物」に関する問題は、介護が必要な方にとって大きな負担となっています。

エス・エム・エスでは、2006年から「ケアマネドットコム」を通じてケアマネジャーをサポートしており、介護家族のための「安心介護」コミュニティも取り組んでいます。このような背景から、今回の調査も必要性が高まったと言えるでしょう。

調査の概要と結果


今回の調査は、ケアマネドットコムの会員376名、安心介護の会員341名に対して実施されました。調査内容は「高齢者の買物課題」に焦点を当て、現場の声を活かした貴重な情報が集まりました。

調査により、ケアマネジャーの9割が「日常の買物に課題を抱える利用者を担当している」と回答。
また、約半数が自身の業務範囲を超え、買物を手伝っているという回答もありました。特に介護家族への調査では、在宅での介護を行う家族の8割以上が買物に何らかの負担を感じていることが明らかになりました。「自身の体調が悪く、買物に行けない時」が最も困難な瞬間として挙げられるなど、心身の健康状態が高齢者の生活必需品の調達に影響を与えていることが示されました。

セブン‐イレブンの宅配サービス「7NOW」の展開


セブン‐イレブン・ジャパンの宅配サービス「7NOW」は、最短20分で商品を届ける新しい買物の形です。悪天候や多忙な時に重宝されるこのサービスは、忙しい介護家族や高齢者にとって非常に便利です。調査結果を受け、7NOWの拡大がさらなる地域課題の解決に寄与すると期待されています。

高齢者の買物における課題を解決するためには、エス・エム・エスとセブン-イレブン・ジャパンの取り組みが重要です。宅配サービスは、介護サービスの利用だけではカバーできない日常の買物ニーズへの応え、ケアマネジャーと介護家族双方の負担軽減が期待されます。

未来への展望


今後も私たちエス・エム・エスは、介護現場の多様なニーズを探求し、より良いサービスを提供していく所存です。また、セブン-イレブン・ジャパンと連携することで、介護に関わる全ての方々の生活を、更に便利で豊かにする未来を描いていきます。


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