加熱調理も可能なオリジナルマヨソースの開発秘話

株式会社サンクゼールとケンコーマヨネーズの共同プロジェクト

株式会社サンクゼールが、ケンコーマヨネーズ株式会社と手を組んで新たなオリジナルマヨソースを開発しました。このソースは、人気商品の「いぶりがっこタルタル」のリニューアルに際して誕生しました。サンクゼールの本社は長野県飯綱町にあり、ケンコーマヨネーズは東京都杉並区に位置しています。両社は食のプロを支えるため、製品のクオリティを高めることを目的としています。

開発の背景と必要性

「いぶりがっこタルタル」がリニューアルされるにあたり、自然なおいしさを損なうことなく、高温での加熱調理にも耐えるマヨソースが求められました。これは、煮込みや殺菌といった製造工程において、高い温度に耐えられる必要があるためです。この課題を解決するために、サンクゼールは業務用食品メーカーであるケンコーマヨネーズの専門知識を活かして開発を進めました。

新たなマヨソースの特長

開発されたオリジナルマヨソースは、特に卵の風味が豊かで、まろやかさが際立っています。耐熱性を備え、高温加熱に対しても安定した性能を提供します。また、瓶詰め後の加熱殺菌も可能で、添加物の使用を極力控えています。これにより、素材本来の味を引き出し、健康にも配慮した設計が実現しました。リニューアルされた「いぶりがっこタルタル」では、いぶりがっこの風味と食感をさらに引き立て、これまでにない調和のとれた味わいを提供します。

開発の裏側

開発プロセスは簡単ではありませんでした。分離や風味の問題に対処しながら、ケンコーマヨネーズと密に連携を図りました。約1年にわたる試作と検証を行い、実機製造において大量生産のリスクに直面しながらも、最終的に安定性とおいしさを兼ね備えた製品を完成させました。この開発に関与した担当者は、「ここまで根気強く協力してくださったケンコーマヨネーズの皆さんに感謝しています」と述べています。

今後の展開

今後はこのオリジナルマヨソースを活用した新商品やリニューアル商品を次々と展開していく予定です。サンクゼールは「おいしさの絶対追求」を掲げ、原料の調達から製造、販売までを一貫して行っており、その中で素材の魅力を最大限に引き出す取り組みを続けています。将来的には、さらに多くのお客様にこの新しいマヨソースを楽しんでもらえるよう、さらなる商品の開発に意欲的に取り組んでいく考えです。

「いぶりがっこタルタル」を体験しよう

新しいマヨソースを用いた「いぶりがっこタルタル」は、2025年9月1日に発売予定です。価格は670円（税込）で、160gの内容量を持っています。賞味期限は240日と長く、久世福商店の店舗および公式オンラインショップでの販売が予定されています。ぜひ、この新商品を手に取ってみてください！

企業の理念と今後のビジョン

ケンコーマヨネーズは、1958年に創立以来、サラダ向けの業務用マヨネーズの製造・販売を行ってきました。冷蔵未開封で長期保存可能な「ロングライフサラダ」の開発により、業界でのシェアを確保しています。企業理念として、心身や環境を大切にし、食を通じて社会に貢献することを掲げており、今後もその使命を果たし続けます。

最新の情報や製品については、サンクゼールの公式オンラインショップや各種SNSをチェックしてください。新しいマヨソースの楽しい体験が待っています！