海外からの観光客が語る！日本のハロウィンとコスプレ文化の魅力とは

日本のハロウィンとコスプレ文化についての調査結果

新宿で行われた訪日外国人の意識調査によると、なんと約9割が日本のハロウィンシーズンに期待を寄せています。この調査は、株式会社TSTエンタテイメントが運営するインバウンド調査サービス『youknowme』によって実施されました。

日本のハロウィンへの期待

調査に参加した102名の外国人観光客の内、実に90.1％が日本のハロウィンを楽しみにしていると回答。この中で、ハロウィンのために来日した人は17.6％を占め、コスプレを楽しみにしている声が特に多く聞かれました。「日本のコスプレ文化や、街全体がイベント感に満ちているのが楽しみ」といった期待が寄せられています。

特に、アメリカやフランスから来た若い女性たちが、実際に路上で多くの人が仮装をするのを楽しみにしている姿が印象的です。日本独自のハロウィン文化への憧れが伺えます。

ハロウィンの楽しみ方

次に、訪日外国人は日本でどのようなハロウィンを過ごすのかを聞いてみました。主なアクティビティとして「コスプレしている人を見たい」（67.6％）、「ハロウィンイベントに参加したい」（55.9％）、「自分もコスプレをする」（42.2％）という回答が上位を占めています。これらの結果は、日本がコスプレ文化が盛んであり、観光客もその流れに乗りたいと考えていることを示しています。

購入場所と消費意欲

コスプレアイテムの購入場所については、なんとドン・キホーテが最も人気で43.1％がその店名を挙げました。他にダイソーやGUなど、日本ならではのショップ名も多く、訪日中にアイテムを購入する熱が感じられました。

また、自国のハロウィンと比べると、日本の盛り上がりについて「自国のハロウィンは小規模だ」といった声が聞かれ、自国のイベントに物足りなさを感じている姿が見受けられました。日本全体のフェスティバル的な雰囲気が、外国人には新鮮に映るようです。

コスプレの魅力

ハロウィンだけでなく、コスプレ自体への関心も高まっています。調査によると48.0％がコスプレ経験があると答え、また、38.2％が「試してみたい」とのこと。特に、アニメや漫画をテーマにしたコスプレが圧倒的な人気を誇り、『ナルト』や『鬼滅の刃』などのキャラクターが挙げられました。

コスプレに1万円以上かけるという人も2割近くおり、日本の「コスプレフレンドリー」な環境には感動している様子が伝わります。参加者からは「人々がとても親切」といったフレンドリーな印象や、受け入れる雰囲気に心を打たれた声も多く見られました。

ハロウィン当日の様子

実際に31日に東急歌舞伎町タワーで見られた仮装・コスプレの楽しみは、新宿の街全体がハロウィン一色に染まる印象を与え、参加者たちは室内でもその雰囲気を楽しんでいました。飲食物のプロモーションも織り交ぜることで、さらに観光客に響く体験が提供できるでしょう。

まとめ

今回の調査から、日本のハロウィン文化がいかに海外の観光客に魅力的に映るかが明らかになりました。皆が仮装を楽しむ街の雰囲気や、他では味わうことのできないコスプレ体験は、今後もますます注目を集めることでしょう。これからのハロウィンシーズンに向けて、外国人観光客のコスプレ熱が高まり続けること間違いなしです。