ロッテインドネシア、新たなチョコパイ工場を建設へ
2025年に生産体制を強化
ロッテグループの一員であるPT. LOTTE INDONESIA(ロッテインドネシア)は、新たなチョコパイ製造工場を西ジャワ州ブカシに建設することを発表しました。2025年8月の生産開始を予定しており、これにより生産能力は最大で約2倍に引き上げられます。
シェアNo.1を誇るチョコパイ
ロッテインドネシアの「チョコパイ」は、2013年の発売以来、インドネシア国内のソフトケーキ市場で圧倒的なシェアを誇っています。新工場の建設は、その需要の増加を受けたもので、さらなる市場拡大を目指しています。
環境に配慮した新工場
今回の新工場では、屋上に太陽光パネルを設置し、726kWの発電システムを導入します。これにより、年間約580トンのCO₂排出量削減を実現し、サステナビリティ経営を推進しています。また、ロッテは「ロッテ ミライチャレンジ 2048」という目標を掲げ、脱炭素化や省エネルギーに取り組んでいます。
高品質のチョコパイ
ロッテインドネシアのチョコパイは、現地の顧客の嗜好や気候に考慮しており、クリームの代わりにマシュマロを使用しています。特に、ムスリムの方にも安心して楽しんでもらえるよう、ハラル認証を取得しています。これは、インドネシアの食文化を尊重し、幅広いニーズに応える姿勢を示しています。
新工場の概要
新工場の概要は以下の通りです。
- - 工場名:ロッテインドネシアブカシ工場
- - 所在地:西ジャワ州ブカシ
- - 延床面積:22,408 ㎡(約6,780坪)
- - 投資額:約78億円
- - 工事予定:2025年5月に建屋完成、7月8日に竣工式、8月に生産開始予定。
ロッテインドネシアの歴史
ロッテインドネシアは1993年に設立され、以来、ガムやビスケット、チョコパイの製造を行ってきました。特に2014年にチョコパイを発売して以来、その人気は高まり続けています。新工場の建設は、ここまでの成長を支える大きな一歩となります。
未来へ向けた挑戦
ロッテインドネシアでは、今後も品質と独自性に富んだ商品を提供し続けるとともに、グローバル市場における競争力を高めるために努力を重ねていく方針です。新工場の開設は、その中での重要なマイルストーンとなることでしょう。デリケートな環境問題にも配慮しながら、さらなる発展を遂げていくロッテインドネシアの今後に目が離せません。