入間市の「15分朝ごはん」プロジェクト
埼玉県入間市では、若者の朝食欠食率が30.7%に達するなど、朝食を抜く傾向が強まっています。これに対抗するため、入間市は市民参加型プロジェクト「いるティーと♪食べて健康!レシピコンテスト」を開催し、特に小学生からのアイデアを募りました。2026年3月8日(日)、最終審査と試食会が行われます。
朝食欠食率の現実
入間市内の20~30代の朝食欠食率が全国平均を約9ポイントも上回っていることを受け、共働き世帯が増える現代において「時間がない」という現実に切り込むため、入間市は「約15分以内で簡単に作れる」朝御飯レシピを募集しました。この条件から生まれたアイデアは、まさに時代のニーズを反映したものでしょう。
小学生の豊かな発想
今回、130件の応募のうち110件が小学生からのものでした。子どもたちが「忙しい家庭でも簡単に朝ごはんを作れるようにしたい」と考えたレシピは、実践的かつ創造的です。最終審査に進んだ3品のうち2品が小学生のアイデアによるもので、手軽さとその味付けで「忙しい大人にも作れる」と自信を持って提案されています。
地元の特産品を活かしたレシピ
最終審査に残った3品は、いずれも地域の特産品とその独自性を活かした作品です。これらのレシピは以下の特徴を持っています:
1.
香りさわやか!さやま茶ハンバーガー
狭山茶を活用したハンバーガーで、入間市民ならではの発想です。お茶を飲むだけでなく、食材としても楽しめる新しい朝ごはんのスタイルの提案です。
2.
もっちり♡お好み焼き
意外性のあるお好み焼きを朝食にアレンジ。ボリュームがあり、満足感も得られます。
3.
栄養たっぷりにんじん蒸しパン
健康志向の強い現代にぴったりの、見た目も鮮やかで栄養が詰まった一品です。
地域ぐるみの食育に向けて
このコンテストは、市の予算を用いずに民間企業からの協賛を受けて運営されています。入間市では、このコンテストを新たな食育活動のスタートと位置付け、今後は料理教室の開催やイベントでの試食提供など、地域全体を巻き込んだ食育の展開を考えています。
開催概要
当日のイベントは入間市健康福祉センターで行われ、試食や投票などが予定されています。
- - 日時: 2026年3月8日(日)10:00~15:00
- - 場所: 入間市健康福祉センター
- - 内容: 参加者による試食・投票、結果発表・表彰式
小学生から大人まで参加できる
入間市の取り組みは、小学生を中心としたアイデアが地域の食文化を豊かにすることを目指しています。また、試食した親御さんたちからは「これなら明日から作れる」といった声も聞かれ、実践的なレシピが注目されています。入間市の食育がどのように進化していくのか、今後の展開から目が離せません。