バレンタインに楽しむ、フードロス削減の新しい取り組み

楽しみながらフードロス削減を目指す「Valentine Shop 0215」

バレンタインデーと言えば、甘いチョコレートや可愛らしいギフトが楽しみな時期。しかし、バレンタインが過ぎた後、たくさんのチョコレートが廃棄される現実もあります。そんな中、株式会社クラダシが運営する「ソーシャルグッドマーケットKuradashi」が新しい取り組みを始めました。その名も「Valentine Shop 0215」。

バレンタインデーの後に必要な取り組み

通常、2月14日を過ぎるとチョコレートへの需要が大幅に減少します。そのため、バレンタイン限定パッケージのチョコレートは余ってしまい、賞味期限内であっても返品や廃棄されることが多いです。今年は特にカカオの価格が高騰したため、メーカーは「チョコレートは少なく、味は維持」した製品を開発していました。このような背景から、クラダシは「Valentine Shop 0215」を開催し、チョコレートのロスを約32,840個も減らすことを目指しています。

フードロス削減のための具体的な活動

「Valentine Shop 0215」は、2025年2月15日から25日の期間、東京ミッドタウン八重洲や青葉台東急スクエアで開催されます。特に注目なのは、カカオハスクを活用したチャームづくりのワークショップです。このワークショップは、参加者がカカオの加工に使用されるカカオハスクを利用して、オリジナルチャームを制作する体験を提供します。この取り組みを通じて、フードロスや未利用資源の活用向上について学べる機会が得られます。

子どもたちに伝える大切なメッセージ

ワークショップには多くの子どもたちが参加しました。彼らは、食品ロスやカカオ生産国における児童労働についての認識を深めることができたのです。また、参加した子どもたちは、チョコレートの背後にあるさまざまな社会問題に気付き、食べ物を大切にする気持ちを育むことができました。「これからは、食べ物を大切にして感謝して食べたいと思います」との感想も寄せられました。

リピーターが目立つ「Valentine Shop 0215」

「Valentine Shop 0215」は今年で4回目の開催となり、東京ミッドタウン八重洲では2回目の実施です。今年も来店したお客さまからは「来年もぜひ参加したい」「社会貢献に参加できて良かった」という声が多く聞かれました。このように、単なる販売イベントではなく、社会的意義を感じられる取り組みとして定着しつつあります。

クラダシのミッション

クラダシは、楽しくお買い物を通じてフードロスを削減するための様々な活動を続けています。その一環として、多くの人に社会問題に関心を持ってもらい、みんなで解決策を考える契機を提供しています。「Kuradashi」では、まだ食べられる食品をお得に販売し、その売上の一部を社会貢献団体への寄付に回しています。これからも、楽しいお買い物を通じて、みんなが得られるソーシャルグッドなマーケットを創出していくことでしょう。

詳細については、Kuradashiの公式サイトをご覧ください。