夏休みの子ども食事を考える「栄養の日」調査報告

2023年8月4日、ゼスプリインターナショナルジャパン株式会社は「栄養の日」に合わせて、夏休み期間中の子どもの食事に関する意識調査を実施しました。この調査には、全国の20～40代の母親1,031名が参加し、その結果は子どもの食事における親の意識や実態を明らかにしました。

栄養バランスが最重要視

調査の結果から、親たちが子どもに作る食事で最も重視している点は「栄養バランス」で、なんとその割合は18.2%！この背景には、学校給食がなくなる夏休みにおいても、栄養をしっかり考えた食事を心がけたいという意欲が感じられます。しかし、実際には6割以上の親が栄養バランスへの工夫ができていない実態も浮かび上がりました。

夏休みの食事準備は負担に

約9割の親が、夏休み中の子ども食事の準備に「負担を感じる」と回答しています。その中でも、特に働く母親たちが多く、この負担感は育児と仕事の両立の厳しさを反映しているともいえます。これを受けて、栄養教諭の松丸奨先生は、食事準備の際には「時短」を意識しつつ、栄養のバランスも考慮することをすすめています。

家庭での工夫がカギ

家庭での食事作りに工夫を加えられない親が62.9%もいるという結果は、栄養バランスを考慮することが頭では分かっているものの、忙しい日常の中で実践が難しい現実を映し出しています。松丸先生は、簡単に取り入れられる食材として果物を挙げ、特にキウイフルーツは栄養価が高く、手間がかからないためおすすめだと語っています。