羽田空港で始まる新しい試み「HANEDAノウフク・ショップ」
1月17日(金)、羽田空港第3ターミナル4階に位置する「Edo 食賓館(時代館)」で、「HANEDA ノウフク・ショップ」がオープンします。このイベントでは、地域の多様な人々が手掛けた「ノウフク商品」を中心に、厳選された約60点の商品が並びます。これは、農業と福祉が融合した新たな取り組みによるものです。
「ノウフク」とは?
「ノウフク」という言葉は、農業と福祉の連携を意味します。特に、障害者などが農業に関わることで、自信や生きがいを持ち、社会に参加することを目指しています。この理念は、2019年に策定された「ノウフクJAS」という基準によって支えられています。この基準では、障害者が生産に関与した食品や植物についての製造方法と表示が定められています。
一般的な食品規格では、単一性が重視されますが、ノウフクJASでは多様性こそが価値であると認識されている点が特徴です。この新しい規約によって、農業と福祉の関わりの中から生まれる商品には、社会的な背景や意味が込められています。ノウフク商品の購入を通じて、その価値を理解する一助となるでしょう。
「HANEDA ノウフク・ショップ」の概要
- - 期間:1月17日(金)〜(未定)
- - 営業時間:6:30〜22:00
- - 場所:羽田空港第3ターミナル4階「Edo 食賓館(時代館)」
〒144-0041 東京都大田区羽田空港2-6-5
取扱商品には、茶製品や和菓子、梅干し、佃煮、ハーブティー、ワイン、ジュース、ジャム、洋菓子、レトルト食品(おかゆ、カレー)や乾麺、乾物など、様々なものが揃っています。出店している生産者は25名以上で、その商品は地域の風味を感じさせるものばかりです。商品は入れ替えが行われる場合もありますので、訪れるたびに新たな発見があるかもしれません。
多様性を感じる「ノウフク」ブランド
「HANEDA ノウフク・ショップ」は、ノウフクという理念を広げ、全国で初めての試みとして注目されています。このイベントを通じて、多様な背景を持つ生産者の想いや技術が活かされた商品が多くの人に届きます。そして、ノウフク商品を購入することは、社会の多様性を認識し、支えることにもつながるのです。
羽田空港を訪れた際は、ぜひ立ち寄って地域の魅力を体験してみてください。この試みが広がることで、農業と福祉の新たな形が見えてくるでしょう。
詳細情報
このイベントは、ノウフクの理念に賛同する日本空港ビルデング株式会社により実施されています。興味のある方は、以下のリンクからノウフクJASやさらに詳しい情報をチェックしてみてください。