ファミリーマートと埼玉県小学校の連携で考える食の大切さ

ファミリーマートが地域に根ざした食育プロジェクトを推進

最近、埼玉県さいたま市立常盤北小学校にて、ファミリーマートと埼玉県が連携して実施した「ファミマフードドライブ」の活動が注目を集めています。この取り組みは、食品ロスの問題を解決するだけでなく、子どもたちに食の大切さを考える機会を提供しています。

食品ロス削減と地域貢献の意義

2025年の食品ロス削減月間に合わせて、埼玉県庁職員とファミリーマートの講師による出前授業が行われ、全校児童約330名が参加しました。こどもたちは、食品ロスについて真剣に学び、クイズにも積極的に参加する姿が見られました。このような取り組みは、子どもたちが食品ロスについて深く考えるきっかけとなっています。

70点の寄付品が集まるフードドライブ

授業の後、校内に設置された「ファミマフードドライブ寄付受付BOX」では、約3週間の間にお菓子やレトルト食品など、合計70点の寄付が集まりました。この食品は、さいたま市フードパントリー連絡会を通じて、地域のひとり親家庭や病気を抱える人々へ配布されます。寄付式には、校長や県庁の職員、ファミリーマートの担当者などが出席し、子どもたちの活動を称えました。

子どもたちの貴重な体験

参加した子どもたちからは、「自分が行動することで社会に貢献できることを実感した」との感想や、ファミマフードドライブの意義を理解したという声が寄せられました。このように、フードドライブを通じて食に関する意識が高まることが期待されます。

フードドライブの背景

「ファミマフードドライブ」は、家庭で余った食品をファミリーマート店舗に寄付し、地域のこども食堂やフードパントリーへ届ける仕組みです。2025年10月末現在、全国で4,857店舗が参加しており、665団体が協力パートナーとして活動しています。これにより、地域住民が簡単に社会貢献に取り組むことができる環境が整っています。